サス谷右岸尾根、鹿倉山南西尾根

(1/2)


今回はサス谷右岸尾根を登り、鹿倉山南西尾根(ししくらやまなんせいおね)を下りました。
サス谷右岸尾根は丹波山(たばやま)村の保之瀬(ほうのせ)地区の東のはずれに鹿倉山あたりから丹波川に流れ込んでいるサス谷の右岸尾根です。鹿倉山南西尾根は鹿倉山から南に下ってすぐに南西にグッと折れて小菅村(こすげむら)の川久保(かわくぼ)地区を流れる小菅川と宮川(みやがわ)の出合に続く尾根です。ただ、下端部は地形図を通りグニャグニャになっています。どちらもテキトーな名付けです。
コース JR青梅線奥多摩駅→[START]鴨沢西バス停→(50分)落石現場→(10分)保之瀬集落→(1時間50分)サス谷右岸尾根取付→サス谷右岸尾根→1109m標高点→(2時間)オオヤマト山→(25分)鹿倉山→鹿倉山南西尾根→(1時間15分)林道→(20分)小菅村役場→(1時間20分)[GOAL]金風呂バス停→JR青梅線奥多摩駅
(8時間10分)
歩いた日 2022年6月26日(日)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

JR青梅線奥多摩駅→[START]鴨沢西バス停→(50分)落石現場→(10分)保之瀬集落→(1時間50分)サス谷右岸尾根取付→サス谷右岸尾根→1109m標高点→(2時間)オオヤマト山


落石で通行止めになっている青梅街道を鴨沢西バス停から保之瀬集落まで歩き、丹波川右岸の道をずーっとずっとたどってようやくサス谷右岸尾根の横っ腹に取付きました。キビシい急登に耐えて本尾根に乗るとヤセ尾根になったり岩があったりの尾根歩きが続き、1109mの標高点でかつて歩いた尾根ふたつと合流し、大伐採地跡に沿って急登すると尾根のてっぺんのオオヤマト山に到着です。

おはようございます。大賑わいだった奥多摩駅前からバスに乗り、鴨沢西バス停で降車。青梅街道の落石で丹波行きバスはここまで。保之瀬集落を目指して歩きます。
お祭(おまつり)バス停を過ぎ、親川(おやかわ)バス停の先の規制線を通過し、第二の規制線を通過。
天狗島橋(てんぐじまはし)という橋からサス谷右岸尾根が丹波川の真向かいに見えました。右の深い谷がサス谷です。
サス谷右岸尾根の下端。丹波川に切れ落ちています。
落石現場を通過します。
4週連続の保之瀬地区です。もう常連です。これまではあの下保ノ瀬橋を渡って坂を登るとワンちゃんに吠えまくられていました。けれども今回は2回ほど吠えると興味をなくした表情で庭の奥に引っ込んで、すぐまた戻ってきてじーっとこちらをうかがっていました。もう、顔と言ってもいいでしょう。
メメトチ窪尾根を乗越して
マメトチ窪を渡ってあちらのカマクラ谷尾根を乗越して
カマクラ谷を渡ってすぐのジゴク谷尾根はすぐに乗越さないで
少し登って崩壊した桟道を高巻いて乗越します。道はこんな感じで続きますが、
谷では道が消えている場所もあります。
丹波川の対岸に落石現場がちらりと見えたり
山肌に張り付いたような大岩にぶつかるまでは前回のサス谷尾根の復習みたいな山歩きですが、今回は岩の下端に続いている薄い踏み跡をたどってみることに。
岩の下の空間には人が住んでいたような痕跡がありました。岩の両側にコードが垂れた四角いライトが据えられていて地面には丸い蛍光灯が転がっていました。発電機でもあったのでしょうか。それはともかく、岩の向こう側は急勾配すぎて登る気がせず、
結局、前回同様、岩の割れ目から岩に這い上がりました。
これが這い上がった岩の先の様子。いろんな角度から道を探ってみたものの、これまた前回同様、道らしきものは見つかりません。と言うか、デンジャラスなにおいしかしません。
サス谷尾根の復習が続きます。この岩をよじ登り、
根っこを頼りに這い上がってきて
突き出た岩で丹波川に沿った保之瀬集落を眺めながらちょっと休憩し、
岩沿いを登り、
標高710m(以降、「標高」は省略)あたりでしっかりした作業道にぶつかります。前回のサス谷尾根はここからほぼ正面の稜線を目指して登っていったんですが、今回はこの作業道を左へたどっていきます。
デンジャラスなにおいを振りまいていたのはこの谷の下です。左の尾根を登ってきました。
シカ。
サス谷尾根を乗越します。
踏み跡がだんだん薄くあやふやになってきました。大丈夫でしょうか。
分岐、かな。下るほうがしっかりしていそう。下ると
道は復活。
と思ったらこんな荒れた場所を通過し、
小さな崩落地を高巻き、
道はあるようなないようなのっぺり谷をズルズルしながら渡り、
なで肩にもほどがあるでしょ、みたいなのっぺり小尾根を乗越し、
もう踏み跡すらありゃしません。
水の流れる音が聞こえてきます。眼下にはブルーシートの残骸が見えます。ワサビ田跡でしょうか。
いきなり出現したそこそこしっかりした道が谷に降りていきます。
ようやくサス谷に到着です。スマホGPSで確認しました。けれども想定よりかなり標高が高い位置です。もっと丹波川との出合近くでサス谷を渡り、右岸尾根にビシッと取付くはずでした。まっ、しようがありません。サス谷の上流や
下流を眺めながらちょっと休憩。かつて聞いた、地元のおばさんが50年以上前に通っていたという桑畑はこの下流域のどこかにあるんでしょうか。
サス谷を渡りました。これは道でしょうか。サス谷に沿ってちょっとした凹みが登っています。たどってみます。
けれども落ち葉が深くて歩きづらいったらありゃしません。おまけにこのまま登っていけば本尾根に乗るのがますます高い標高になってしまいます。左の尾根に取付くことにします。
ザレた急登です。
木の根っこをつかみながら登ってきて
右手前と左後ろの岩の間を登ります。
左後ろの岩の後ろにはまだ岩がまばらに連なっていて
そーとーな勾配を登ってきて
810mあたりで尾根はシュッとヤセました。
登ってきて
左から登ってきたサス谷右岸尾根にようやく乗りました。870m圏です。
サス谷右岸尾根の下方。
サス谷右岸尾根の登りはこんな感じで始まり、
しばらくしんどい急登があってようやく勾配がゆるんだと思ったらあの先に急登が見えています。
980mあたりで東京都水道局の赤帽白杭が出現。左から登ってきた尾根との合流点です。
合流点を過ぎ、1020mあたりの3本目の赤帽白杭で尾根はギュッとヤセました。イイ感じです。
岩が載っていたりもします。
ヤセ尾根はすぐに広がりました。ちょっと残念。
上空がポカリと開けた場所を通過し、
おだやかな尾根道で初夏の緑にまみれます。
あの小ピークは1109mの標高点です。登ってきたサス谷右岸尾根と大山戸川左岸尾根オオヤマト山北尾根がここで合流します。
おだやかな尾根道が続き、
ちょっとした急坂を登りきると、1170mあたりで防獣ネットに囲まれた伐採地跡に出ました。
ネット沿いに尾根上を登ります。
正面奥の御前山(ごぜんやま)や奥多摩湖、東京奥多摩仏舎利塔が見えます。
そこそこハードな登りが続き、
ネットの向こうを登ってきてオオヤマト山の山頂に到着。これにてサス谷右岸尾根はおしまいです。
薄曇りで石尾根(いしおね)なんかの景色はあまりきれいに見えませんでした。
次は鹿倉山南西尾根を目指します。