今回はシンゾウ沢左岸尾根(仏舎利遊歩道)を登り滝ノ沢左岸尾根を下り、大山戸川左岸尾根(おおやまとがわさがんおね)を登り鹿倉山南尾根(ししくらやまみなみおね)を下りました。いずれの尾根もてっぺんは前回歩いた大寺山・鹿倉山縦走ルートにあります。シンゾウ沢左岸尾根と滝ノ沢左岸尾根、大山戸川左岸尾根の下端は奥多摩湖の諸畑橋(もろはたはし)、鹿倉山南尾根の下端は小菅川(こすげがわ)と棚沢(たなさわ)という谷沢の出合あたりです。

大山戸川左岸尾根、鹿倉山南尾根など
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| ■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]留浦バス停→(20分)諸畑橋→(10分)シンゾウ沢左岸尾根(鹿倉山・仏舎利塔遊歩道)→(1時間20分)1030m圏ピーク→(10分)1071m標高点→滝ノ沢左岸尾根→(1時間10分)湖岸道→大山戸川左岸尾根→(2時間25分)1250m圏ピーク→(20分)鹿倉山→鹿倉山南尾根→(55分)林道棚沢今川線→(25分)もみじ橋駐車場(国道139号)→(25分)[GOAL]小菅の湯→小菅の湯バス停→JR青梅線奥多摩駅  | 
| ■歩いた日 | 2021年2月6日(土) | 
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ~、そ~、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]留浦バス停→(20分)諸畑橋→(10分)シンゾウ沢左岸尾根(鹿倉山・仏舎利塔遊歩道)→(1時間20分)1030m圏ピーク→(10分)1071m標高点→滝ノ沢左岸尾根→(1時間10分)湖岸道
シンゾウ沢左岸尾根の取り付きは湖岸道の終端から。滝ノ沢左岸尾根は想定外の快適尾根ロードでちょっと拍子抜けでした。
 おはようございます。留浦(とずら)バス停です。奥多摩のトップガンMさんと最近ロッククライミングにも触手を伸ばしているアグレッシブ山ガールWさんと電車・バスで一緒でした。あーだこーだと話をしているとあっという間に到着。お二人は留浦バス停で折り返すバスにそのまま乗車して小菅方面に向かいました。
おはようございます。留浦(とずら)バス停です。奥多摩のトップガンMさんと最近ロッククライミングにも触手を伸ばしているアグレッシブ山ガールWさんと電車・バスで一緒でした。あーだこーだと話をしているとあっという間に到着。お二人は留浦バス停で折り返すバスにそのまま乗車して小菅方面に向かいました。 バス停のベンチでザックから軍手やらほうじ茶を詰めてきたペットボトルなんかを引っ張り出して鴨沢方面に向かって出発です。手前の尾根は以前に歩いた大寺山都県境尾根です。湖面は逆さ大寺山都県境尾根です。
バス停のベンチでザックから軍手やらほうじ茶を詰めてきたペットボトルなんかを引っ張り出して鴨沢方面に向かって出発です。手前の尾根は以前に歩いた大寺山都県境尾根です。湖面は逆さ大寺山都県境尾根です。 小袖川(こそでがわ)に架かる鴨澤橋(かもざわはし)を渡ると
小袖川(こそでがわ)に架かる鴨澤橋(かもざわはし)を渡ると 山梨県丹波山村(たばやまむら)です。厳密には都県境は橋の真ん中のようです。
山梨県丹波山村(たばやまむら)です。厳密には都県境は橋の真ん中のようです。 鴨沢バス停を通過します。
鴨沢バス停を通過します。 右の尾根がこれから登るシンゾウ沢左岸尾根(『奥多摩 登山詳細図(西編)』で「仏舎利遊歩道ルート」として紹介されています)です。奥に見える水平な稜線は前回歩いた大寺山・鹿倉山縦走ルートです。
右の尾根がこれから登るシンゾウ沢左岸尾根(『奥多摩 登山詳細図(西編)』で「仏舎利遊歩道ルート」として紹介されています)です。奥に見える水平な稜線は前回歩いた大寺山・鹿倉山縦走ルートです。 左は下る予定の滝ノ沢左岸尾根。橋(諸畑橋 もろはたはし)の向こうから登って左にカーブしていく尾根は登る予定の大山戸川左岸尾根です。
左は下る予定の滝ノ沢左岸尾根。橋(諸畑橋 もろはたはし)の向こうから登って左にカーブしていく尾根は登る予定の大山戸川左岸尾根です。 まだ奥多摩湖なのかすでに丹波川なのか、に架かる諸畑橋を渡ります。
まだ奥多摩湖なのかすでに丹波川なのか、に架かる諸畑橋を渡ります。 大山戸川左岸尾根。正面奥に見える白い橋は大山戸川に架かる坂本橋(さかもとはし)です。
大山戸川左岸尾根。正面奥に見える白い橋は大山戸川に架かる坂本橋(さかもとはし)です。 諸畑橋を渡ると駐車場になっています。湖岸道を左に進みます。
諸畑橋を渡ると駐車場になっています。湖岸道を左に進みます。 滝ノ澤橋を渡ろうとしたんですが、滝ノ沢左岸尾根の下降点を調べるために
滝ノ澤橋を渡ろうとしたんですが、滝ノ沢左岸尾根の下降点を調べるために 駐車場まで戻りました。尾根の下端は擁壁で固められています。ここを下るのは無理っぽいです。
駐車場まで戻りました。尾根の下端は擁壁で固められています。ここを下るのは無理っぽいです。 右の車の奥、大山戸川沿いの道に入ってみました。
右の車の奥、大山戸川沿いの道に入ってみました。 このあたりならなんとか下りられそうです。
このあたりならなんとか下りられそうです。 ということで滝ノ澤橋まで戻り、先に進むと
ということで滝ノ澤橋まで戻り、先に進むと 道は二手に分かれています。
道は二手に分かれています。 丹波山村の鳥はコマドリ、花はイワツツジ、木はブナであることをマンホールの中のマンホールに学んで
丹波山村の鳥はコマドリ、花はイワツツジ、木はブナであることをマンホールの中のマンホールに学んで 登る道に進んでみるとすぐ造成地がありました。右上の道は諸畑橋の案内版にあった鴨沢スポーツ広場まで続くんでしょうか。
登る道に進んでみるとすぐ造成地がありました。右上の道は諸畑橋の案内版にあった鴨沢スポーツ広場まで続くんでしょうか。 登らない道に戻って進むと、ここが湖岸道の終点のようです。この先の遊歩道は通行禁止の看板が立っていました。
登らない道に戻って進むと、ここが湖岸道の終点のようです。この先の遊歩道は通行禁止の看板が立っていました。 シンゾウ沢左岸尾根は遊歩道に入らずに取り付けます。右に登ります。左がシンゾウ沢。堰堤や木橋が見えます。
シンゾウ沢左岸尾根は遊歩道に入らずに取り付けます。右に登ります。左がシンゾウ沢。堰堤や木橋が見えます。 登りはじめはこんな感じ。左に道がのびていますが尾根筋を登ります。
登りはじめはこんな感じ。左に道がのびていますが尾根筋を登ります。 登ってきました。急登です。
登ってきました。急登です。 登ります。
登ります。 630mあたりで
630mあたりで 右からやってきたしっかりした道とぶつかりました。
右からやってきたしっかりした道とぶつかりました。 以降、尾根筋を追ってもしっかり道にすぐぶつかるので素直にしっかり道をたどることにしました。
以降、尾根筋を追ってもしっかり道にすぐぶつかるので素直にしっかり道をたどることにしました。 古そうな道標が木に支えられていました。この道は「鹿倉山・仏舎利塔遊歩道」というようです。
古そうな道標が木に支えられていました。この道は「鹿倉山・仏舎利塔遊歩道」というようです。 760mあたりで
760mあたりで 右からやってきたこの尾根と合流。とくに何もありません。
右からやってきたこの尾根と合流。とくに何もありません。 右手に下る予定の滝ノ沢左岸尾根が見えています。
右手に下る予定の滝ノ沢左岸尾根が見えています。 登ってきて
登ってきて 登ります。
登ります。 遠くの山並み。
遠くの山並み。 930mあたり。尾根はヤセます。
930mあたり。尾根はヤセます。 こんな感じから
こんな感じから 岩ゴロの尾根になったりもします。ずいぶん前からおそらく遊歩道からはずれています。
岩ゴロの尾根になったりもします。ずいぶん前からおそらく遊歩道からはずれています。 登ります。
登ります。 少し雪が残っていました。
少し雪が残っていました。 登ってきて
登ってきて 1030m圏のピークに到着。これにてシンゾウ沢左岸尾根はおしまいです。
1030m圏のピークに到着。これにてシンゾウ沢左岸尾根はおしまいです。 「すみっコぐらしキャンディ ピーチヨーグルト味 乳酸菌プラス」を口に含んでほうじ茶を飲みます。キャンディの包装に占いが書いてあって「ともだちと気分転換でおでかけが友情運UP」。うーむ。残念だけれどもひとりで滝ノ沢左岸尾根のてっぺんを目指して出発します。
「すみっコぐらしキャンディ ピーチヨーグルト味 乳酸菌プラス」を口に含んでほうじ茶を飲みます。キャンディの包装に占いが書いてあって「ともだちと気分転換でおでかけが友情運UP」。うーむ。残念だけれどもひとりで滝ノ沢左岸尾根のてっぺんを目指して出発します。 そろそろ滝ノ沢左岸尾根のてっぺん、1071mの標高点です。登山道から離れて右の高みに移ります。
そろそろ滝ノ沢左岸尾根のてっぺん、1071mの標高点です。登山道から離れて右の高みに移ります。 あのあたりが1071mの標高点です。
あのあたりが1071mの標高点です。 地形図からはわかりませんが登山道の反対側にも小高い尾根があります。まっ、こちらが滝ノ沢左岸尾根のてっぺんということで。
地形図からはわかりませんが登山道の反対側にも小高い尾根があります。まっ、こちらが滝ノ沢左岸尾根のてっぺんということで。 滝ノ沢左岸尾根を下ります。中央やや右に鷹ノ巣山が見えています。さて、今回のルートでまったくデータが見つからなかった尾根です。ワクドキです。
滝ノ沢左岸尾根を下ります。中央やや右に鷹ノ巣山が見えています。さて、今回のルートでまったくデータが見つからなかった尾根です。ワクドキです。 下りはじめはこんな感じ。ザクッザクッと下ります。
下りはじめはこんな感じ。ザクッザクッと下ります。 すぐに雪は消え、そこそこの急降下です。
すぐに雪は消え、そこそこの急降下です。 1000mあたりをなんとなくそれまでの勢いで下っていたんですが方向がヘン。
1000mあたりをなんとなくそれまでの勢いで下っていたんですが方向がヘン。 左の尾根にトラバース(山腹横移動)します。
左の尾根にトラバース(山腹横移動)します。 尾根を移りました。かなりのヤセ尾根です。
尾根を移りました。かなりのヤセ尾根です。 ピンクの識別テープをよく見かけました。木杭の目印でしょう。
ピンクの識別テープをよく見かけました。木杭の目印でしょう。 なんだかとっても快適な道になりました。地形図に徒歩道の記載はないし、どうなることやらと思っていたんですが、ちょっと拍子抜けです。
なんだかとっても快適な道になりました。地形図に徒歩道の記載はないし、どうなることやらと思っていたんですが、ちょっと拍子抜けです。 肩すかしです。
肩すかしです。 想定外です。
想定外です。 右にグーッと曲がります。快適です。こんな道ならいくら曲がっていただいても大丈夫です。
右にグーッと曲がります。快適です。こんな道ならいくら曲がっていただいても大丈夫です。 適度な下降感で歩きやすいったらありゃしません。
適度な下降感で歩きやすいったらありゃしません。 900m圏です。左右に分岐しています。左に進みます。
900m圏です。左右に分岐しています。左に進みます。 なだらかに下ります。
なだらかに下ります。 すぐにまた左右に分岐。ほぼ直進の右に進みます。
すぐにまた左右に分岐。ほぼ直進の右に進みます。 滝ノ沢左岸尾根は東京都水道局と某山林を分ける尾根のようです。下ってきて
滝ノ沢左岸尾根は東京都水道局と某山林を分ける尾根のようです。下ってきて 840mあたりの左右の分岐です。左に進みます。
840mあたりの左右の分岐です。左に進みます。 遠くに鴨澤橋、手前に鴨沢の集落が見えます。
遠くに鴨澤橋、手前に鴨沢の集落が見えます。 防獣ネットが残念なことになっています。自宅の壁際に押しつけられた毛布を思い出します。たまにベッドと壁の間にミチッと挟まったりもします。
防獣ネットが残念なことになっています。自宅の壁際に押しつけられた毛布を思い出します。たまにベッドと壁の間にミチッと挟まったりもします。 そんなことはどーでもいいんですが、下ってきて
そんなことはどーでもいいんですが、下ってきて 770mあたりの左右の分岐で右に進みます。
770mあたりの左右の分岐で右に進みます。 750mあたりの左右の分岐は左へ。
750mあたりの左右の分岐は左へ。 どうやら快適尾根ロードはおしまいのようです。700mあたり。左右に分岐しています。
どうやら快適尾根ロードはおしまいのようです。700mあたり。左右に分岐しています。 地形図によればちょっと下で合流するはずですが、右はあんな大岩がポコリと顔を見せています。
地形図によればちょっと下で合流するはずですが、右はあんな大岩がポコリと顔を見せています。 なのでよりデンジャラス感の少ない左を選択。
なのでよりデンジャラス感の少ない左を選択。 こちらにも岩がありましたが左に回り込めました。回り込み中。
こちらにも岩がありましたが左に回り込めました。回り込み中。 あれは右を選択した場合。左で正解だったようです。
あれは右を選択した場合。左で正解だったようです。 下ってきて
下ってきて 下ります。青梅街道を爆走するバイクの音が聞こえてきました。奥多摩湖なのかか丹波川なのか、も見えます。
下ります。青梅街道を爆走するバイクの音が聞こえてきました。奥多摩湖なのかか丹波川なのか、も見えます。 もう少しで尾根の下端です。
もう少しで尾根の下端です。 下ってきて
下ってきて 擁壁の上に立ちました。
擁壁の上に立ちました。 左に移動します。
左に移動します。 下調べしたあたりから下りてきました。これにて快適尾根ロードに驚かされた滝ノ沢左岸尾根はおしまいです。
下調べしたあたりから下りてきました。これにて快適尾根ロードに驚かされた滝ノ沢左岸尾根はおしまいです。