今回は巳ノ戸尾根(みのとおね)・鷹ノ巣尾根(たかのすおね)を登り、石尾根を奥多摩まで下りました。
巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根を歩いたのは2度目です。前回は2014年12月に今回と同じく日原から登っています。巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根について以下、わたくしの解釈です。巳ノ戸尾根の下端は日原川(にっぱらがわ)に架かる巳ノ戸橋の上流に落ち込んでいて、てっぺんは八丁山(はっちょうやま 1280m)。鷹ノ巣山の下端も日原川のはずですが、何本もの尾根に枝分かれしていていったいどれが本筋なのかよくわかりません。強いて言えば伊勢橋(いせはし)のあたりでしょうか。で、八丁山で巳ノ戸尾根と合流し、お伊勢山(おいせやま 1338m)を経て、稲村岩尾根(いなむらいわおね)のヒルメシクイノタワをてっぺんとするのか、いや、そこはやはり鷹ノ巣尾根というからには鷹ノ巣山がてっぺんでしょ、という意見もあるわけで、まあ、わたくし的には地形図の雰囲気からしててっぺんは鷹ノ巣山かな、と思います。グダグダ書きましたが、『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)をお持ちなら38のルート、お持ちでないなら下の地図を見てね、ということではあります。
上に「石尾根を奥多摩まで下りました」とあっさり書きましたが、実は当初の予定は石尾根を六ツ石山まで下り、トオノクボという峠から榛ノ木尾根(はんのきおね)、イソツネ山を経て梅久保(うめくぼ)バス停に下る、というものでした。けれどもヒルメシクイノタワへの急登、ヒルメシクイノタワから鷹ノ巣山への急登ですっかり打ちのめされてしまったわたくしは、あまりややこしいルートはやめて素直に石尾根を下ろうと、雲に覆われてほとんど展望のない鷹ノ巣山の山頂で中空を眺めながら英断(すぐれた決断)を下したのでありました。それにしても三ノ木山(さぬきどやま)あたりの激変ぶりには驚きました。

巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根、石尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根→(4時間10分)ヒルメシクイノタワ→(40分)鷹ノ巣山→石尾根→[GOAL](2時間)JR青梅線奥多摩駅 |
■歩いた日 | 2019年5月25日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根→(4時間10分)ヒルメシクイノタワ
デンジャラスといえばデンジャラス、そうでもないといえばそうでもないかなあ、そんな岩がゴツゴツしたヤセ尾根が印象的です。

きょうは孫惣谷(まごそだに)の奥に向かうそう。お気を付けて。





















登っていくと地形図に記載されたものと思われる岩が現れました。想像より小ぶりです。








































































