奥多摩尾根歩き
悪谷出合尾根(西)、悪谷出合尾根(東)

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石尾根→悪谷出合尾根(東)→水根林道→[GOAL]奥多摩湖バス停


悪谷出合尾根(東)はすぐ隣の悪谷出合尾根(西)とよく似た尾根。下部は『新バリ』とは異なる道へ進んでどちらかというと迷歩。

石尾根を東へ、悪谷出合尾根(東)のてっぺんを目指します。
1510m圏のピークに到着。ここが悪谷出合尾根(東)のてっぺんです。大きなブナが立っています。城山(じょうやま)のちょっと西のポコリとしたピークです。
ほぼ南方向のあちらへ下っていきます。
石尾根の奥多摩方向を見やります。
こちらは石尾根の鷹ノ巣山の方向。ほうじ茶を飲んで出発します。
下ってきて石尾根の登山道を横切って、
下ります。
急降下です。
巻き道を横断します。
いちばん手前に見えているのは先ほど苦登した悪谷出合尾根(西)です。
正面に奥多摩湖を見ながら下ります。
1350mあたりで尾根が微妙に分岐しています。右の尾根に進みます。
下ってきました。
そこそこしっかりした作業道らしき道にぶつかりました。
右(西)方向。
左(東)方向。
尾根の続きに戻ります。やっばり急降下です。
下ってきました。
あの先でもう一段ドカンと降下する雰囲気マンマンです。
ほら。君たちのやり口はcこちらの手の内だ!
などと啖呵を切っても勾配は容赦なく、
下ってきて、
忖度のない降下です。
急降下の尾根はほんとにデンジャラスです。小骨みたいな小尾根がピョンピョコ出ていて、ボンヤリしていると小骨の先からポロリと滑落という事態もあり得ます。写真はその小骨のひとつ。あちらの小骨に進んでいたら5m近く転げ落ちてしまいます。
左手に悪谷の向こうの尾根がすぐそこに迫ってきました。
あの先は十中八九、またドカンと急降下のはず。
ちょっと下ると尾根筋から右へ道のような道がワサビ田跡かな? みたいなワサビ田跡に向かって下っていました。 好奇心に負けました。というか、正直、予想されるこの先のとんでもない急降下をとりあえず避けたいという気持ちもありました 。
ワサビ田跡まで下りてきました。沢の対岸に薄ーーい踏み跡があります。あそこを這い上がり、
あー 歩いて、
さらにあー 歩いて隣の尾根に登ってみます。このときはあの稜線は悪谷出合尾根(西)だと思っていたんですが違っていました。
這い上がります。
途中、撮影する余裕はありませんでした。決死のトラバースがやっと終わりました。わたくしにとっては大げさでもなんでもない決死行でした。
尾根に乗ったはいいけれど、この尾根は悪谷出合尾根(西)ではありません。これも大きめの小尾根のようです。
ほんのちょっと尾根を登り、右隣の尾根に移ります。
わたくしの靴跡がありました。
当たり前ですが、登ってきた急登そのままの急降下です。
すぐそこに悪谷出合尾根(西)の取り付きのちょっと上が見えるんですが、尾根歩きの「すぐそこ」はそーとー遠いことが多いです。
左下のワサビ田跡。
右下の水根沢。
急降下をなんとか避けようと、岩場を大きく巻いてあちらからトラバースしてきましたが、これはこれでかなりしんどかったです。
下ります。
下ってきました。悪谷出合尾根(西)の出発点に戻ってきました。
悪谷出合尾根はこれにておしまいです。またねー、悪谷出合尾根!
水根林道をズザズザと下ります。15時を過ぎています。急ぎます。そこそこちゃんとした水根林道を下った記録はコチラから。
道中。
登りではこんなにクネっているとはわかりませんでした。
710m圏のここから山道じゃない林道に登ってみます。
あちらか登ってきて、
ここが山道じゃない林道のおしまいのようです。
下ります。
木の香りがしそうな階段を通過。700mあたり。
690mあたりの階段を通過。
途中のいかにもショートカットでしょう、みたいな道にズザズザズザと踏み入りました。
竹林が美しいです。
しっかりした道にぶつかりました。
このあたりの道はホントーによくわかりません。道標があってよかったです。
集落が見えてきました。
道標を通過。
バスの到着まで時間があったので水根バス停から奥多摩湖バス停まで歩き、「奥多摩 水と緑のふれあい館」でトイレを借りました。すみません。ドロドロの軍手をちょっとだけホントにちょっとだけ洗わせていただきました。
定刻にバスがズザーッとやってきました。
途中下車してコンビニで缶ビール購入。奥多摩の男(ひと)は相も変わらずニヒルでした。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございます。楽しく遊ばせていただきました。またよろしくお願いいたします。