奥多摩尾根歩き
真藤ノ峰東尾根、梵天山北東尾根、白岩山北東尾根、タルクボ沢二俣中間尾根

(2/4 梵天山北東尾根)


真藤ノ峰→(20分)梵天山→梵天山北東尾根→(50分)都道184号(肝要地区)


梵天山北東尾根はそこそこの急降下で始まったんですが、やがておだやかな快適な尾根歩きに。まさか、このままではないよね、と思っていたらほぼこのままで、尾根が竹林に囲まれると竹と竹の間をテキトーに下り、神社の屋根をめざしてもっとテキトーに下って境内に降り立ちました。

真藤ノ峰の山頂からロンデン尾根を梵天山に向かいます。正面に梵天山が見えています。
下ってきて
登ります。登りごたえがあって
ロープが張られていたりもします。落ち葉がスルスル滑る系なのでロープは助かります。
ここが梵天山北東尾根の下降点ですが、とりあえず梵天山の山頂をめざします。
すぐに梵天山の山頂に到着です。607mの標高点です。展望はありません。ちょっと休憩。
これは山頂から北西に下る尾根。しっかりした踏み跡がついています。こちらも気になります。肝要谷(かんようたに)という谷の二俣分岐あたりに下っているようです。
引き返します。谷間の向こうが梵天山北東尾根です。かなりの傾斜で下っています。
下ります。めざすは高原社(たかはらしゃ)という神社です。
雑木と植林をくの字くの字で渡り下ってきて
下ります。
急降下はゆるんで快適な尾根道になり、
530m圏の分岐は右へ。直進はとんでもない傾斜でデンジャラス。
すぐに520m圏の分岐です。左へ。
植林に囲まれました。スキップし放題の尾根道です。
道すがら。左手の谷。
スキップは疲れるのでフツーに歩きます。
493mの標高点あたりです。分岐しています。右へ。
樹間から麻生山(左)と日の出山が見えました。
すぐにまた分岐です。左へ。
下り、
470m圏で尾根がなくなった、と思って探ると右下に尾根の形が見えました。
そこそこの急降下を下ってきて
下り、
420m圏で東電の黄杭から
右に新所沢線19号にトラバース(山腹水平移動)していく巡視路を横断し、
立派なタヌキのためぐそを通過し、
展望のない新所沢線20号をくぐり、
おだやかな
尾根を下っていくと植林に竹が混じってきました。麓は近いはすです。
やがて竹だらけになりました。左下に神社らしき屋根が見えてきました。
尾根はヤセてきました。竹をつかんでクルッと体を回転させて次の竹に移る、なんてことを調子こいてやっているとスルッと手が離れて竹に激突しそうになったりしながら
屋根に向かってグワシャグワシャと藪を急降下です。
グワシャグワシャです。社殿が見えてきました。
高原社の境内に降りました。これにて梵天山北東尾根はおしまいです。日の出町のホームページによると「大久野肝要地区にある高原社は享保7年(1722)に建立されたといわれています。「にってんしゃ」とも呼ばれ、天照大神と月詠命が祀られています。本殿は苔むした参道の奥にあり、傍らには町の天然記念物のスギが立っています」。
その天然記念物のスギ。案内板には樹高約41m、周囲約5.3m、日の出町の樹木では最大だと書かれていました。
下ってきた斜面です。そー言えば(何も言っていませんが)いま使っているコンパクトデジタルカメラ(キヤノンIXY210)は内部に土埃が入ったのか、とくに逆光気味の撮影はこのようにザラつきがひどく、逆光ならではの映えがありません。ちょっと残念。参道を下り、
鳥居をくぐりました。鳥居の左柱が梵天山北東尾根の最下端でした。
次はいよいよ白岩山北東尾根を登ります。