奥多摩尾根歩き
幸神尾根、ロンデン尾根、麻生山東尾根、448m標高点南尾根、真藤ノ峰南尾根

(2/3)


深沢林道→(15分)真藤ノ峰南尾根→(1時間)真藤ノ峰→梵天山→(40分)白岩山→金毘羅尾根と合流→(50分)麻生山


真藤ノ峰南尾根はヤセた岩稜の急登にはじまり伐採地からの展望もあったり、短いけれど濃厚な旨味のある面白い尾根でした。
ロンデン尾根の後半はそこそこの急登や急降下があり、前半に比べると変化がありました。とくに白岩山山頂直下の雪に足を取られながらの急登は面白キツかったです。

砂防指定地の看板から4、5分で真藤ノ峰南尾根の下端に到着。右手はマフジ沢という沢で、奥に堰堤が見えます。
すぐ先に林道の枝道みたいな坂道が見えます。地形図通りです。あの坂道を登れば真藤ノ峰南尾根を横切るはずです。下端から登るか林道の枝道を登るかちょっと思案。せっかくだから(?)下端から登ることにしました。
かなりの急登をテキトーに登り詰めると、へっ? です。
2m弱の崖の下に切通のように林道が通っていてその向かいはコンクリートが吹き付けられた擁壁が垂直に立ちふさがっています。とりあえず細い木をつかみながら慎重に林道に降ります。
林道に降りました。あちらから登ってくればなんの苦労もなかったんですが、まっ、それはそれ。
それより問題なのはこの真藤ノ峰南尾根の続きは登れるのか、です。
尾根を回り込とすぐに取付けそうな場所がありました。ラッキーです。
林道は堰堤の方にのびています。地形図では堰堤から70mほど上流で途切れています。
擁壁の上に立ちました。写真上が登ってきたルートで、切れ目のように見える林道に降り、左に回り込んでここまで登ってきて真藤ノ峰南尾根に復帰しました。
登ります。ヤセた岩稜です。とんでもない急登です。
ちょっぴりヒヤッとしたりして登ってきて
伐採地に出ました。
伐採地の縁を登ります。赤テープは最近の測量用のもののようです。真藤ノ峰南尾根ばかりでなく、この先の山域でもたくさん見かけました。
登ってきて
登ります。キビシい登りですが、悪くない尾根歩きです。
ヤセた岩稜の急登は続きます。
沢(本沢?)の対岸の景色。
浮石や山肌への接着力が弱い石や岩が多いです。なぜかここから日付入に。
岩稜を抜け、登ってきて
410m圏でずいぶんおだやかな尾根道になりました。
忘れたころのためぐそ。癖になります。もう撮るのはやめます。
再び伐採地に出ました。430mあたりです。ここで日付入に気付いて修正。傷は浅くてすみました。
伐採地の縁を登ります。急登です。
あの正面奥の山はこれから向かう白岩山だと思います。
登ります。楽な足場を探して右往左往します。
登ってきて
伐採地を離れました。しっかりした踏み跡が続きます。
登ってきて
登ります。ずいぶんおだやかな尾根道なりました。
登ってきて
ロンデン尾根に合流します。
真藤ノ峰の山名板がありました。これにて真藤ノ峰南尾根はおしまいです。キツかったけれど面白かったです。
そう言えば天気予報に晴れマークを付けた予報会社は小躍りしているはず。大穴をものにしました。
本日、1番か2番か3番かの急登です。
ロープが張られていました。
登り詰めると590m圏のピークです。とくになにがあるわけではありません。
おだやかな尾根道を歩くとすぐに
梵天山(ぼんてんやま 607m)の山頂です。尾根は直進と右に分岐しています。
これは右に下っている尾根です。惹かれますがロンデン尾根はこちらではありません。
北と
南がちょろっと開けていました。
おだやかな尾根道が続き、
570m圏で右から登ってきたフェンスと合流。
白岩山ピーク直下のキツイ急登です。きょうの1番か2番か3番かの急登です。
フェンス沿いに登ってきて
登り、
白岩山の山頂に到着。三等三角点があります。標高は631.72m、基準点名は肝要。北東に肝要谷という谷が流れ出しています。
フェンスの向こうにいい感じの尾根がのびています。立入禁止は残念。
山頂は東方面がちょっと開けています。
山頂を左へ直角に曲がり急降下。麻生山を目指します。
道中。右に麻生山、左に樽窪ノ峰。
金毘羅尾根と合流します。これにてロンデン尾根はおしまいです。
650mあたりでフェンスは尾根を離れ、右に下っていきました。
鉄塔が立っている樽窪ノ峰(680mの標高点)を見上げながら通過します。
伐採で右側(南面)が大きく開けています。
植林帯の中に入り、おだやかな道が続きます。
ふにゃっとした飛行機雲が見えます。青空が広がっていました。大穴狙いのあの天気予報会社はまだ小躍りしているんじゃないでしょうか。
右の「麻生山」に向かいます。
すぐに麻生山の巻道と直登の分岐です。ちょっと迷って直登へ。
登ってきて
登り、分岐から12、3分で
登山道と合流。
東面がバーンと開けています。
踏みならされた雪道を歩き、
麻生山(794m)の山頂に到着です。ベンチでチェーンスパイクを装着。麻生山東尾根の下りに備えます。