今回は長野川上流二俣中間尾根を登り、森沢右俣上流二俣中間尾根を下りました。
長野川上流二俣中間尾根は上野原市を流れる鶴川の支流、初戸(はど)川の支流、長野川が笹尾根の南面640m圏で二俣に分岐する地点から笹尾根の1060m標高点にせり上がっている尾根です。森沢右俣上流二俣中間尾根は笹尾根の1100m圏から森沢右俣の分岐点(860m圏)に向かって東に下っている尾根です。どちらもテキトーな名付けです。
前回の「笹ヶタワノ峰南尾根、笹ヶタワノ峰南尾根」の沢歩きから尾根歩き、尾根歩きから沢歩きが思いのほか楽しくてそんなルートはないのものか、と探したのが長野川上流二俣中間尾根と森沢右俣上流二俣中間尾根です。
長野川の情報はまったく見つからず、森沢は森沢右俣右岸尾根を下って森沢右俣左岸尾根に取付くまでのごく短い距離を歩いたことはあるんですがやはり情報は見つからず。「沢を歩けなくなったら尾根上に逃げる」という水も漏らさぬ緻密なエスケープ計画で出発したのでした。
※「標高」は省略しています。

長野川上流二俣中間尾根、森沢右俣上流二俣中間尾根
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■コース | JR中央本線上野原駅→[START]藤尾バス停→(25分)長野川→(50分)長野川上流二俣中間尾根取付→長野川上流二俣中間尾根→(1時間50分)笹尾根1060m標高点→(15分)笹尾根1100m圏→森沢右俣上流二俣中間尾根→(25分)森沢右俣上流二俣分岐点→(1時間)林道森沢線→(20分)檜原街道→松坂屋酒店→(50分)[GOAL]檜原温泉センター数馬の湯→温泉センターバス停→JR五日市線武蔵五日市駅 (5時間55分) |
■歩いた日 | 2025年9月13日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR中央本線上野原駅→[START]藤尾バス停→(25分)長野川→(50分)長野川上流二俣中間尾根取付→長野川上流二俣中間尾根→(1時間50分)笹尾根1060m標高点
沢歩き(沢登りでも沢下りでもありません)からの尾根歩きに味をしめたものの、情報がないままの沢歩きはいかがなものか、好事魔多し、そろそろ痛い目にあうんじゃないかとちょっぴりビビり気味での出発でした。
そもそも長野川で沢歩きができるかどうかが問題で、水際を歩けなければ右岸か左岸か歩きやすそうなほうをトラバース(山腹水平移動)するという心づもりだったんですが、、、。
長野川上流二俣中間尾根は前半は岩混じりの急登で急登を忘れがちだったんですが、後半は植林に囲まれた一途な急登になりました。雲の中を登って登って笹尾根の稜線に立ちました。


馬糞を踏んだら足が速くなる、という田舎伝説に取り憑かれていた子どもの頃を思い出しました。町中を馬車が通ると後をついて行って馬が糞をするとすぐに踏みつけていました。けれどもわたくしは小学校の運動会の徒競走は必ずビリから2番目。効いていたのかな。











































動画を撮るとすることがないので笹尾根を西へ、森沢右俣上流二俣中間尾根の下降点に向かいます。
藤尾バス停から長野川を遡り、長野川上流二俣中間尾根を笹尾根の1060m標高点まで登った映像です。