今回はクロモ山南尾根を登り、クロモ山北尾根を下ります。そうです。いったん完結した『大丹波川(おおたばがわ)左岸・名も無き尾根シリーズ』の復活編です。大丹波川上流域からクロモ山に登り、長沢背稜を乗り越そうというルートです。クロモ山の位置は下の地図を参照してください。
概略は、JR青梅線川井駅をスタートして大丹波林道をえんえんと歩き、クロモ山で東京都奥多摩町から埼玉県飯能市へまたぎ、有馬林道に降りてえんえんと歩き、名栗湖の左岸(北面)もえんえんと歩き、ゴールにむふふのさわらびの湯を見据えた尾根歩きです。
梅雨明け第1弾にふさわしい天晴な(※個人の感想です)計画だったんですが、クロモ山からの尾根間違いに落とし物、ココロにはほろ苦い薄雲が立ちこめたのでした。
※「標高」は省略しています。

クロモ山南尾根、クロモ山北尾根(下半分)
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■コース | [START]JR青梅線川井駅→(1時間15分)朴橋→大丹波林道→(1時間10分)クロモ山南尾根取付→クロモ山南尾根→(2時間40分)クロモ山→長沢背稜→(35分)クロモ山北尾根(下半分)→(35分)オハヤシ沢→(5分)有馬林道→有間渓谷観光釣場→名栗湖左岸道路→竜神の湧水→有間ダム→(1時間50分)[GOAL]さわらびの湯→ノーラ名栗・さわらびの湯バス停→西武池袋線飯能駅 (8時間10分) |
■歩いた日 | 2025年7月19日(土) |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■[START]JR青梅線川井駅→(1時間15分)朴橋→大丹波林道→(1時間10分)クロモ山南尾根取付→クロモ山南尾根→(2時間40分)クロモ山
クロモ山南尾根は取付がはっきりしないままの出発でした。Googleマップのストリートビューの範囲外だし、航空写真を拡大してもどこから取付けるのかさっぱり見当がつきません。現場で探すしかありませんでした。
忘れていました。『大丹波川左岸・名も無き尾根シリーズ』の尾根は800m〜900mあたりに岩崖ゾーンが仕込まれています。クロモ山南尾根も短いけれど岩崖ゾーンをしっかり隠し持っていて、山ノ神尾根ほどではないけれど小怒田ノ尾根の2.1ランク上くらいのとんでもないキビシさとデンジャラスな這い上がりに泣きそうになりました。












ザックを降ろし、軍手、杖を引っ張り出し、首にかけていた手ぬぐいをしごいて正装に。ペットボトルに詰めてきたほうじ茶を一口飲んでクロモ山南尾根に取付きます。
































クロモ山は漢字で書くと黒椴山らしい。椴はトドマツのことでトドマツといえば生えているのは北海道だと思うんですが、謎の山名です。
つづいてクロモ山北尾根を下ります。が、クロモ山南尾根の激登を終えたせいか油断していました。
大丹波川林道から長沢背稜のクロモ山までクロモ山南尾根を登った映像です。