奥多摩尾根歩き
棒ノ折山南西尾根、滝ノ平尾根(下端変)

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棒ノ折山→(10分)権次入峠→岩茸石→滝ノ平尾根(下端変)→(2時間30分)[GOAL]さわらびの湯→西武鉄道池袋線飯能駅


滝ノ平尾根(下端変)は木の根っこがやっかいな登山道で始まり、林道を3回横断して前半終了。600m圏で登山道からはずれ、有間ダムににじり寄っていく尾根を下りました。にじり寄りすぎて尾根を間違ったんですが途中で気付いて復帰。下端部の地形があやふやなので小さな谷を渡って登山道を目指して子尾根を回り込んだりもしました。

権次入峠に向かいます。
権次入峠に到着。「有間ダム」方面に下ります。
めちゃくちゃ歩きづらそうな丸太階段は幸か不幸か利用禁止でした。
ここは丸太階段の急降下です。
左上から下ってきて「河又バス停」方向へ進みます。
岩茸石(いわたけいし)を通過します。
道は上中下の3段に分かれています。上から「木の根っこが大好きな人向けコース」「木の根っこがそこそこ好きな人向けコース」「木の根っこがあまり好きなじゃない人向けコース」のようです。
トウギリ林道(森林管理道大名栗線)を横断し、正面の尾根の続きを歩きます。
林道の左右に通行止のテープが張られていました。
尾根に復帰するとすぐ、叱られた気分になる看板を通過します。
730mあたり。右下に名栗湖、手前に棒ノ折山北東尾根、遠くに藤棚山東尾根(ふじだなやまひがしおね)が見えます。
730m圏のピークです。
展望の開けたピークは白地平(しきじだいら)という名前がついていました。柵の向こうには朽ちかけた展望台がかろうじて建っていて、そばには同じくらい年季の入った老男性ハイカーがあぐらをかいてお握りを食べていました。
手前に棒ノ折山北東尾根、名栗湖の対岸に金比羅山尾根(こんぴらやまおね)の稜線、その向こうに藤棚山東尾根(ふじだなやまひがしおね)、もっと遠くに知らない尾根がきれいに見えます。UCCを飲んで出発します。
本日、2回めの林道横断です。すぐ向かいの丸太階段で尾根の続きを歩きます。
登山道は「丸太階段が大好きな人向けコース」と「木の根っこが大好きな人向けコース」に分かれました。
下ってきて
3回めの林道横断です。尾根の続きは右上です。
600mあたりです。ここで右へ下る登山道をはずれ、左の尾根上を歩きます。少し先に道標が立っていて(切り替え画像)尾根側にはなぜかロープが張られていました。
笹をかき分けながら進みます。
幸い、笹はすぐに途切れました。植林と自然の境い目を下ります。
下ってきて
下ります。
左側のこのあたりを下ると有間ダムの「彩の国」のでっかい看板の上あたりに出るはずです(ルート間違い中)。
520mあたりで左右が植林になります(ルート間違いなか)。
ここで、んっ、と標高を確認sしつつ改めて地形図を見ると、ドッガーン! 尾根が違っていました。この尾根が「彩の国」の看板の上に出る尾根です。引き返します。切り替え画像は現在地です。
左のあちらが目指す尾根ですがよく見えません。
下ったときには気づきませんでしたがカラカラに朽ちたテープがありました。このあたりが尾根の分岐のはずです。
もう少し登った560m圏です。
じわりじわり下りながら尾根を探し、ようやく尾根を見つけました。
あちらは先ほど間違った「彩の国」看板に下る尾根です。
笹に突入します。が、
笹藪の右側に踏み跡があったのでそちらに逃れます。
ダーッと下ってきて
下ります。
岩が尾根上にころがっている場所を通過します。
460m圏の分岐です。
左の尾根ではなく、
ほぼ直進のこちらの尾根を下ります。
下ってきて
下ります。スギやヒノキの枯れ葉で足は適度に沈んで心地よいです。
炭焼き窯跡を通過します。
350mあたりの分岐です。右に下ります。
ちょっと荒々しい場所を下ってきて。
下ります。バイクや車、水の流れる音が聞こえます。
尾根の形がタラーンとなって下る方向が定まりません。テキトーに下ります。
そこそこしっかりした踏み跡(おそらく獣道)たどります。谷に降りるようです。水の流れる音が正面から聞こえてくるようになりました。
あちらから下ってきました。右へテキトーに尾根を下っていくと有間ダムから入間川の間の川に行き当たるはずですが、その下降点の様子は不明。ならばと、登山道のある隣の尾根に回り込むという安全策をとることにしました。
小さな谷です。
渡ってきました。
尾根に取り付きます。これが安全策か? と思いましたが、登ります。
これは道でしょうか。道じゃないですよね。まっ、いいか。
あちらからやってきて
あちらへ。
尾根上の伐採地に出ました。
見上げるとこぢんまりした伐採地でした。横断して
テキトーに下っていきます。短く切りそろえられた丸太がズラリと並んだ場所を通過します。
登山道にぶつかりました。
本日、4回目の林道横断です。
集落が見えてきました。
墓を回り込むと
入間川にぶつかり、
地面に落ちた道標を通過し、
赤い橋を渡り、
道標を通過し、
さわらびの湯に到着。
風呂を出てビールです。
さわらびの湯を出てタオルを振り回して乾かしながらバス停に向かいます。
忘れていました。向こうに見えている滝ノ平尾根(下端変)はおしまいでした。
ノーラ名栗・さわらびの湯バス停に飯能駅行のバスがやってきました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。序盤と終盤でちょっとしたアドベンチャーがありましたが無事に帰ってこられました。
今年もよろしくお願いします。