奥多摩尾根歩き
篠八窪尾根、舟子尾根、古愛宕山北東尾根

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古愛宕山→古愛宕山北東尾根→(1時間)金剛の滝→秋川丘陵越え→広徳寺→(1時間)[GOAL]JR武蔵野線武蔵五日市駅


古愛宕山北東尾根の下部はそーとービビりましたがちゃんとした道が出現しました。

こちらはかつて登ってきた舟子尾根。
きょうはこちらの古愛宕山北東尾根を下ります。
通せん坊でしょうか、小枝が集められています。
歩きはじめはこんな感じ。
広場みたいな場所に到着。ほぼ直進とやや左に尾根は分岐しています。
ほぼ直進する尾根に進みます。
東京電力の石標。
ヤブの急降下です。
下ってきて
下ります。
快適な尾根道をちょっと歩くと
急降下、のセットが続きます。
ダーッと下ってきて
ちょっとなだらか。
380m圏の分岐です。
やや険しそうな左ではなく
右に進みます。なだらかです。
すぐにまた左右に分岐します。
左に進みます。
ちょいと登って
ちょいと下ったりもします。
670m圏の分岐です。尾根が北方向からグーッと押されて平らになっている地点です。白いレジ袋の切れ端が結ばれた左方向には鉄塔が見えます。
進みたいのはこちらの右。こっち? みたいな雰囲気です。
小ヤブを抜けると
かなりのヤセ尾根になりました。右側は植林で危険度小ですが、左はヤセ尾根プラス崩落で落ちています。
ちょっとビビりました。
素敵なヤセ尾根です。
広場に出ました。モミかツガの大木ときちんと折りたたまれたブルーシート(右の木の奥)を通過します。
尾根はギューッと絞られ、勾配がかなりキツくなってきました。
右手のはるか下に川原が見えます。降下点が不安です。
尾根筋の急降下を避けるそこそこしっかりした小さなくの字くの字の道があり、たどっていくとこんな窪に出ました。
道は窪を越えてあちらに続いているんですが、あの向こうは崖。
窪を下っていくと
やりました。尾根の下端です。
堰堤の上に乗る道をちょっと下り、
古愛宕山北東尾根はおしまいです。
遠ノ谷戸尾根(とおのやとおね)を歩いたときに立ち寄った金剛の滝がすぐ近くなので今回も寄っていくことにします。これは金剛の滝に向かいながら古愛宕山北東尾根を見上げた写真。
雌滝(いつかこういう名称も変わるんでしょうか 落差約4メートル)の横の洞穴を抜けると
雄滝(落差約18メートル)です。
不動明王と雄滝を眺めながら玄米茶を飲みました。
戻ってきました。さようなら! 古愛宕山北東尾根!
秋川丘陵を越えて広徳寺(こうとくじ)、武蔵五日市駅を目指します。
遠ノ谷戸尾根を歩いたときは右の小峰公園(こみねこうえん)から武蔵五日市駅に向かったんですが、今回は左へ。道標には「広徳寺 o.8km」とあります。
快適な道が続きます。
秋川丘陵を縦断中。
ショートカットに失敗しながら広徳寺に到着。
古刹の重厚なたたずまいに圧倒されます。ネットで紅葉の頃の写真を見たんですが悶絶するほどきれいでした。現像で盛ってたりするんでしょうか。
テキトーに武蔵五日市駅を目指します。道中に咲いていた盛っていないサクラの写真です。なんという種類でしょうか。ほぼ中央の小さな花に焦点が合っています。ヘンでヘタな写真です。
碑群を通過します。
秋川(あきがわ)に架かる小和田橋(おわだはし?)を渡ります。
秋川の上流方向。
檜原街道に出ます。右折して10分ちょっとで
武蔵五日市駅に到着です。つるつる温泉からやってきた機関車バス「青春号」からたくさんのハイカーが降りていました。
こちらは「にしちゅん」が運転している自動販売機。残念ながらビールは売っていないので駅舎内の NewDaysで購入。
ホリデー快速あきがわ号の出発までホームでブラブラします。きょう歩いた尾根が見えているはずですが、どれがどれ、なんて野暮な詮索はやめておきましょう。採石場での迷走は相当こたえましたが、今回の尾根歩きは過去最高レベルの展望に恵まれました。こころなしかココロの容量が増えたような。
山の神様、地権者の皆様、作業員の皆様、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。