
サス谷尾根、クマザワ尾根
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■1250m圏ピーク→大丹波峠への分岐→(40分)クマザワ尾根下降点→クマザワ尾根→(45分)丹波川とマリコ川の出合→岡部商店→(2時間30分)[GOAL]留浦バス停→JR青梅線奥多摩駅
クマザワ尾根の序盤は林道にくっ付いて下っていきます。本尾根をビシッと下ると甲武キャンプ場の中心部に降りてしまいます。途中から左へ左へと進路変更し、甲武キャンプ場の西はずれの丹波川とマリコ川の出合あたりを目指して下っていきました。

































サス谷尾根を歩いてみようと思ったのは先週に地元のおばさんからサス谷の話を聞いたからです。
約55年前(詳しい年齢は聞けなかったので推定)、中学生のおばさんは夏休みにサス谷(おばさんはサスザワと呼んでいました)にある桑畑まで通い、桑の葉を運んでいたそう。お駄賃はふかしたトウモロコシ1本。朝早くから出発し、背負子いっぱいの桑の葉をおじいさんやおばあさんと運んだそうです。狭い道なんかでは桑の枝が山肌に引っかかって危ないのでおじいさんやおばあさんの背負子を受け取りカニ歩きで難所をやりすごしたと言います。なら、サス谷までは行けるんじゃないか、その桑畑の痕跡が見つかるとおもしろいんじゃないか、と思っての今回の尾根歩きでした。残念ながらサス谷までは行けず、桑畑跡もわからずじまいでした。けれども山域の雰囲気はとてもイイ感じです。保之瀬までバスが通れるようになったらまたチャレンジしてみよう、などと思いながら青梅街道のど真ん中を歩きます。安心してください。フンは増やしません。













山の神様、地権者の皆様、落石現場の作業員の皆様、ありがとうございました。感謝します。無事に帰れそうです。