奥多摩尾根歩き
オリソコナイ沢上流域二俣中間尾根、市道山から千ヶ沢林道

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栗ノ木沢ノ頭(峰見通り)→トヤド→(1時間)市道山→破線→(1時間15分)林道千ヶ沢線→(20分)林道盆堀線→沢渡橋→(1時間20分)[GOAL]JR五日市線武蔵五日市駅


市道山から北東にのびる地形図の破線に道はございません。廃道というか消道というか、冒険チックな破線もどきを倒木や伐採木がぐしゃぐしゃと折り重なる谷筋をひたすら下り、障害物がなくなると谷底や右岸や左岸をテキトーに下っていきます。

栗ノ木沢ノ頭を出発し、峰見通りを歩いています。富士山が見えたり隠れたりします。
トヤドを通過します。
いくつものピークを登り下りしながらのゆるい登り基調です。
727mの標高点あたりを通過します。なんにもございません。
栗ノ木沢ノ頭から約1時間、市道山に着きました。
都心方向がちらりと眺められます。決定先延ばし作戦に白黒つける時です。臼杵山を経てグミ尾根から下る伝名沢左岸尾根は諦め、決定先延ばし作戦の会議で気になっていた市道山から北東にのびる破線を下ることにしました。破線は千ヶ沢の源頭から千ヶ沢を忠実にたどり、千ヶ沢林道までつづいています。このルートならいくら時間がかかっても日没前に林道に出られるはずです。
山頂をうろうろして登ってきた道をほんの2、3m下ったところに
破線らしい踏み跡を発見。獣のみ? まっ、いいです。歩けます。
あるようなないような踏み跡をたどって急降下です。
踏み跡はなくなりました。
谷筋をできるだけはずさないように歩きやすいところをテキトーに下っていきます。地形図の破線はあっという間に雲散霧消です。破線はあるけれども道はない、という悲しい現実です。
そんなことはともかく、キビシく下ってきて
下ります。ココロの動揺ではなく、ただの手ブレです。
踏み跡らしい踏み跡にぶつかりました。たどってみます。トラバース道です。小尾根を越えます。
ガレ場の向こうに踏み跡がつづいているようないないような。けれども千ヶ沢からはなれると千ヶ沢林道に着地できなくなります。
千ヶ沢の谷筋に復帰します。
足場は最悪です。足首がグニュングギュギニュッと痛めつけられています。
水の流れていない谷底に向かって倒木や伐採木が
ぱたぱたとお辞儀しています。
谷というより荒地です。
たまに道みたいな道に出くわしたりもします。
大きめの石が混じったコンクリート片が転がっていました。堰堤か橋台の残骸かもしれません。
いつのまにか沢に水が流れています。
下るにつれ雪が増えてきました。かつてはしっかりした道だったみたいな道が現れ、
まあまあ快適な沢歩きです。平地が広がって林道?
かと思ったんですがそうではなく、まだ沢歩きはつづきます。
突き出た岩壁を回り込みます。
谷は荒地というほどではなくなり
かなり歩きやすくなっています。
両岸から突き出た岩壁の向こうは見渡せません。踏み跡が左岸を登っています。たどります。
岩壁の上から沢を覗き込んでみました。細い急峻な滝がかかっています。
岩壁を下ってきました。どうやら狭く深い谷地形のゴルジュを高巻いたみたい。
下ってきて
市道山から1時間15分でようやく千ヶ沢林道の終端が見えてきました。地形図の記載と合致しています。
千ヶ沢林道をゆるく下っていきます。
千ヶ沢の水量はあまり多くありません。
道迷い?
千ヶ沢林道のゲート抜ければ盆堀林道です。盆堀林道に出たところでログは停止しました。来た道を引き返します。

オリソコナイ沢上流域二俣中間尾根を登った映像です。2時間35分かかった道程が8分強で見られます。
沢戸橋を渡ります。背後には月のかわりに太陽です。てくてく歩きコンビニで缶ビールを買いさらにてくてく歩き武蔵五日市駅に戻りました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。予定は総崩れでしたが弩マイナーな尾根は登れたし破線の廃道ぶりを嫌というほど体感できて楽しかったです。また、よろしくお願いします。