奥多摩尾根歩き
赤ぼっこ、天狗岩、要害山、愛宕山、三室山、要害山

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都道→三室林道→萱尾林道→(1時間20分)三室山→要害山→(25分)梅野木峠→(20分)高峰南尾根→(30分)久留見指林道→(20分)[GOAL]つるつる温泉→JR五日市線武蔵五日市駅


三室林道から萱尾(かやお)林道の終点へ。小さな沢をまたいで小尾根を直登したのはいいけれど、植林内の急登にへろへろに。けれども登山道に出てからは快適そのもので、三室山、本日2つめの要害山、梅野木峠を経て高峰から南に下る小尾根まで何十人ものハイカーにすれ違いながらてくてくと歩きました。てくてく歩きからの小尾根はほぼ全行程が急降下。モヘイ窪という沢の二俣分岐で小尾根は終わり、林道に上がってからはのんびりつるつる温泉に向かいました。

都道の斜向いが林道の起点です。
三室林道というらしいです。
幅広の林道をゆるく登り、右手の「青梅きのこガーデン」を通過し、
チェーンを越え、
すぐにまたチェーンです。この橋には「萱尾壱の橋」と彫られた銘板が埋められていました。
橋を渡ると次は萱尾林道です。そういえば、めざす三室山はカヤノ尾山や丸ドッケとも呼ばれているそう。
林道をてくてく歩き、
林道終点です。
小さな沢をまたぎます。
沢は二俣に分かれていて左俣沿いに踏み跡があるようなないような。
二俣中間尾根を登ります。小籔をかき分けながら
登ってきて
登ります。
短い尾根なんですがなかなか登りごたえがあります。
登りごたえがある、なんて余裕こいてる場合ではありません。キツいです。
顎をぐーっと上げると何人ものハイカーが頭上の登山道を歩きながらこちらを見下ろしていました。平気なふうを装ってガシガシと登ったんでとっても疲れてしまいました。
登山道に上がりました。てくてくと歩けます。
三室山の山頂に到着です。三等三角点があります。標高 646.69m、基準点名は萱尾。男性若年ソロハイカーが腰をおろしてご飯を食べていました。
先に進みます。
飛龍の墜落地の案内板があって、その先は広大な伐採地です。
伐採地のへりに沿って登ると655mの標高点で、ここは本日2つめの要害山の山頂でもあります。
振り返って要害山から下る尾根を眺め、
鉄塔を通過すると
梅野木峠(うめのきとうげ)です。林道梅の木線と大入線の交差点です。正面の大入線を下っていくと3km弱でつるつる温泉らしい。楽ちんそうですが、右の道へ進み、高峰をめざします。
案内板を通過し、
電波塔を通過し、
分岐で高峰を経由して日の出山に向かう尾根道を選んだんですが、
いつの間にか立派な登山道を歩いていて、
めざした高峰はこの尾根の上です。高峰の山頂まで登って引き返してくる気はないので、振り返って
ベンチとベンチの間にのびる尾根の続きを下ります。ベンチに男性壮年ソロハイカーが座っていたので写真を撮りませんでしたが、この写真の背後にベンチがあります。
すぐに急降下です。
下ってきて
620m圏でちょっぴり勾配はゆるみ、
また激下りです。
植林と植林の間をダーッと激下りです。
まだ激下りです。
500mあたりで尾根はやや痩せ、左右の谷から水の流れる音が聞こえてくるようになりました。
左手の対岸に崩れた堰堤が見え、
モヘイ窪という沢の二俣分岐まで下ってきました。
右俣を渡り、
踏み跡のような違うような凹みをたどって下ります。
すぐに前方に堰堤が見え、
右手上には林道が見えました。久留見指林道のはずです。堰堤手前で右岸に移り、
雨が降ったらじゃんじゃん水が流れそうな谷というか溝を這い上がります。
林道に立ちました。
林道を下ります。
橋が見えてきました。滝本沢という沢に架かる橋です。
車道を一路つるつる温泉へ。
つるつる温泉のパノラマ食堂です。一応、地図を広げたりはしたんですがなんにも反省しない一人反省会は盛況のうちに閉会。
威風堂々、武蔵五日市駅行き機関車バスの入場です。
武蔵五日市駅から拝島行きに乗ったんですが、次のホリデー快速が早く帰宅できるのに気づき、あきる野駅で降車、ホリデー快速を待ちました。きょうは最初と最後で電車でつまずきましたが、たいしたことではありません。そんなことより、ゆったりのんびり楽ちん山歩きのはずが、かなり当てがはずれてしまいました。まっ、こういうことがあるから山歩きは面白いんですよね。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。また、よろしくお願いします。つるつる温泉に杖を忘れたのはなにかのお咎めでしょうか。とほほ。