奥多摩尾根歩き
松尾沢左岸尾根

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通矢尾根(560m圏)→(15分)引き返して540m圏→松尾沢左岸尾根→(1時間10分)奥多摩あきる野線(都道184号)→(25分)[GOAL]つるつる温泉→JR青梅線青梅駅


地形図を見て松尾沢左岸尾根のてっぺんとした通矢尾根の560m圏から尾根を下りました。けれども垂直の切り立った崖に阻まれて林道に降りられず。通矢尾根の稜線に登り返し、林道にいちばん接近したあたりから林道に向かって下降。なんとか林道に降りられました。
松尾沢左岸尾根の下端は急勾配のヤセ尾根でしたが都道のぎりぎりまで迫ってみました。

いよいよ松尾沢左岸尾根を下ります。
ほぼ真っすぐのそこそこの急降下です。5分たらずで梅ノ木林道が見えてきました。
林道の上に出ました。落石防護網はないんですがほぼ垂直に切れ落ちています。右や左、ちょっと登り返してうろうろしたんですが林道に降りられそうなルートは見つかりません。しようがありません。通矢尾根の稜線まで引き返します。
通矢尾根を560m圏からぐーっと下ります。
稜線から林道までの距離がいちばん近い540m圏から林道をめざします。薄い踏み跡があるようなないような。たどります。
テキトーに下っていきます。
そこそこ歩かれていそうなしっかりした踏み跡にぶかりました。おだやかに下って
林道に立つことができました。
松尾沢左岸尾根に向かいます。立ち往生した崖が見えています。あそこは下れません。
こちら側が松尾沢左岸尾根のつづきです。
削り残された尾根の上に登りました。
松尾沢左岸尾根のつづきを
下ります。
そこそこ傾斜はキツいものの蜘蛛の巣さえなければ快適な尾根道です。
うーん、快適です。
480m圏あたりから尾根は平坦になりました。地形図を見るとびろーんと等高線が広がって牛タンみたいにびろーんととんがっているゾーンです。
ではあるんですが、地形図からはわからないピークがあったりしていとおかし。登ります。
登り詰めると尾根は左に曲がり、また牛タンロードです。。
モミの大木を過ぎ、
尾根の左右、右か左か、ずっと植林に沿って作業道だと思われる踏み跡を下っていきます。
久々のそこそこの傾斜を下ってきて
下ります。ゆるいです。
そろそろ牛タンの先端です。
ずんずん下っていきます。
右からは水の音、左からは竹林を通してヒトのいろんな生活音が聞こえてきます。
右手下に松尾沢が見えてきました。
竹林に囲まれて下り、鞍部から
登り詰めて
また下ります。踏み跡はつづいています。
尾根はどんどんヤセていきます。尾根の左右に道路が見下ろせます。
鞍部に石祠が建っていました。右に下っていけば都道に軟着陸できそうですが、
尾根はさらにヤセながらつづいています。追います。
下ります。
正面下は都道です。車やバイクが行き交っています。まだ先に行けそうです。
これ以上は無理。道路に石や枝を落としてしまうか自分が転げるか、です。引き返します。
登り返して2、3分の鞍部から平井川がヘアピンカーブする起点の道路に向かって下ってきて無事に着地。
右奥の道路から都道を渡りました。正面が松尾沢左岸尾根の下端です。これにて松尾沢左岸尾根はおしまいです。
つるつる温泉をめざします。

通矢尾根から松尾沢左岸尾根を下った映像です。
松尾沢を短いガードレールで渡ります。
生涯青春の湯 つるつる温泉に到着。
風呂上がりです。瓶ビールに冷奴、に澤乃井の冷です。ゆったりとすごしました。小汚い食べかけですみません。
つるつる温泉前から青梅行きのバスに乗りました。梅ヶ谷トンネルを走行中です。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。
八十八ヶ所の遍路、愛宕尾根の通行禁止、杣人とのふれあい、蟻地獄みたいな登り、降りられなかった林道、楽しかったりツラかったりありがたかったりの尾根歩きが終わりました。また、よろしくお願いします。