奥多摩尾根歩き
アセモ沢左岸尾根、上岡沢右岸尾根

(1/2)


今回はアセモ沢左岸尾根を下って登って、上岡沢右岸尾根(かみおかさわうがんおね)を下りました。どちらの尾根も丹波山村の背骨のような天平尾根(でんでいろおね)のサヲウラ峠のちょっと南にてっぺんのある尾根です。アセモ沢左岸尾根は天平尾根の北側を流れる後山川(うしろやまかわ)にドンと落ち込んでいます。上岡沢右岸尾根は以前に登ったことのある尾根です。(尾根の場所については下の地図を参照願います)
当初の計画ではアセモ沢左岸尾根を下って後山川右岸道を歩きツタ窪右岸尾根という尾根を登る予定でしたが、後山川右岸道がほぼ消失していて断念。アセモ沢左岸尾根の枝尾根を這い上がってアセモ沢左岸尾根に復帰し、上岡沢右岸尾根を下りました。
4連休の最終日、丹波山村に向かいました。
※尾根の名前は『奥多摩 登山詳細図(西編)』(2017 吉備人出版)に記載されている沢名をもとにした名付けです。
※下の地図の[START]からしばらくは鬼籍が東にズレています。
コース
[START]JR青梅線奥多摩駅→丹波バス停→(2時間20分)アセモ沢左岸尾根のてっぺん→アセモ沢左岸尾根→(1時間10分)後山川右岸道→(20分)撤退→アセモ沢左岸尾根枝尾根→アセモ沢左岸尾根と作業道→(1時間50分)天平尾根登山道→(5分)アセモ沢左岸尾根てっぺん→上岡沢右岸尾根→(1時間10分)[GOAL]丹波バス停→JR青梅線奥多摩駅
歩いた日 2020年9月22日(火)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

[START]JR青梅線奥多摩駅→丹波バス停→(2時間20分)アセモ沢左岸尾根のてっぺん→アセモ沢左岸尾根→(1時間10分)後山川右岸道→(20分)撤退

アセモ沢左岸尾根は何本もの作業道を横断するけれど自然林の美しい尾根でした。

おはようございます。奥多摩駅前から丹波行きのバスに乗り、終点に到着。バス停で杖や軍手、タオルなんかの準備をして、
ほんの少し先のここから右のコンクリート舗装の農道に入り、まずはサヲウラ峠を目指します。
畑は電気柵に囲まれています。畑仕事に精を出す人や丹波の集落を見ながら農道を歩きます。
農道を外れ、あの扉から登山道に入ります。
大きな扉2つと小さな柵1つを過ぎ、唐沢という名前の涸れ沢を渡ります。
植林に囲まれたり、
自然林の中を歩いていくと、
山王沢(さんのうざわ)という峠みたいな場所に出ます。右から登ってきました。この先は正面の尾根に絡みながら高度を上げていきます。
背後の尾根の続きが気になったのでちょっと歩いて行くと立派な祠が3宇並んでいました。いずれもビシッと丹波の集落に向いています。
久々に日差しの中を歩きます。
尾根は急傾斜ですが、
登山道は尾根を右から左へ左から右へ乗り越したり、
尾根筋を少し歩いたりしながらゆっくり高度を上げていきます。
ロープが張られていました。1240m圏です。先には薄い踏み跡が続いています。隣の上岡沢右岸尾根へトラバースする道でしょうか。この時は後で上岡沢右岸尾根を下るとは思ってもいませんでした。
尾根上の大岩の横を通過します。
1280mあたりです。尾根に絡みながら登ってきた登山道はここで尾根を離れ、そこそこ長いトラバースが続きます。地形図を見ると、
この尾根を登ればサヲウラ峠を経由せずにちょくせつアセモ沢右岸尾根のてっぺんに立てます。登山道を離れて尾根を登ることにしました。
登ってきて、
登ります。岩ゴツです。デンジャラス感ほぼゼロで楽しい登りです。
あちらは上岡沢右岸尾根です。
上岡沢右岸尾根と合流。
先に進みます。
上方で空が広がっています。
登ってきて、
上岡沢右岸尾根のてっぺんに到着です。
アセモ沢左岸尾根のてっぺんはあの向こうの小さなモッコリピークのようです。
登山道を横切りモッコリピークを目指します。
到着。こんな賑やかなところでした。錆びた林班界標には「25 | 24」と書かれていました。
広場みたいな場所の端っこです。
広場の真ん中でご飯に。わたくし製ハムサンドです。新調した軍手の白さが目に眩しいです。
ちょっと暑かったので日蔭に移動して休憩。あの奥がアセモ沢左岸尾根です。
出発します。アセモ沢左岸尾根を下ります。
アセビの森を抜けます。
グシャグシャで尾根筋をビシッと歩くことは難しいです。
スッキリしてきました。
大木を通過します。
1360m圏です。この先で尾根は分岐しています、右に進みます。
すぐに立派な作業道にぶつかりました。
あちらから下ってきました。
これは作業道の東方向。
西方向。後で東から西へ歩くことになります。
これは左の尾根。
こちらの右の尾根を下ります。イイ雰囲気が続きます。
急降下ですがアセモ沢左岸尾根は足元に適度な沈み込みがあって、滑ることなく歩きやすいです。
1290m圏です。右からやってきた作業道と尾根上で合流します。
振り返ったところ。
こんな広々とした道が少し続き、
作業道は右に去って行きます。
振り返ったところ。
下ります。沢の音が聞こえてきました。
1260mあたりの分岐。右に進みます。
下ってきて、
下ります。
右からやって来た作業道が尾根筋に触れてすぐ右に逃げていきます。1190mあたり。
人生の教訓を汲み取れるかのような素振りを見せる切り株を通過します。
ドシャドシャドシャという感じで下ります。
また作業道を横断します。
1150mあたりです。
そしてまたすぐに作業道です。この作業道はタッチアンドゴーで去って行きます。
振り返ったところ。
先に進みます。
地形図ではわかりませんが、この先で尾根は3つに分岐します。真ん中の尾根に進みます。1030mあたり。
まーるい地形で尾根筋がわかりません。テキトーに下っていきます。
テキトーに下り中。沢の音が大きくなってきました。
下ってきて、
下ります。
後山川の対岸に覆い被さっているのはヨモギ尾根でしょうか。
930m圏でまたまたまた作業道にぶつかりました。おそらくこれが後山川右岸道だと思われます。地形図の点線より少し高い位置ですが、後山川右岸道に関しては地形図はほんの参考程度にしかなりませんとわたくしは思っています。
あちらから下ってきました。
これはアセモ沢左岸尾根の下端方向。これにてアセモ沢左岸尾根はおしまいです。
右岸道を下流側にちょっと歩いてみるとしっかりした道が続いていました。これが右岸道で間違いないはず。
ザックを下ろし、休憩。スポーツドリンクを一口飲んで、たまたま通りがかった牛乳販売店の店頭で2本100円で売っていた賞味期限切れのSOY JOYという菓子のミックスベリー味を食べようかどうしようか迷ってやめました。もう一口スポーツドリンクを飲んで、両肩をグルグル回したりして、ちょっとボーッとしてからザックを背負い、ツタ窪左岸尾根に向かって出発しました。
下流側とまったく道の様相が違います。というかこれは道でしょうか。というか「これ」ってどこよ状態です。
道? 違うよね。みたいなとんでもなくのっぺりした山肌をズリズリと進んでいきます。
これは無理。と思っていたら上のほうに石垣が見えました。道はあそこか、と這い上がりました。
石垣に到着。
石垣の上。んー、残念ながらちゃんとした道はありません。
石垣を回り込んで先へ。状況は変わりません。のっぺりが続くばかりです。
ダメです。これ以上は進めません。降参です。あの小尾根を回り込んだらツタ窪のはずです。ツタ窪の流れる音は大きく聞こえてきます。
樹間のズーッと下のほうにツタ窪の白い流れが見えています。