奥多摩尾根歩き
赤杭尾根ほか

(1/2)


赤杭尾根(あかぐなおね)、花折戸尾根(はなおりどおね)からゴンザス尾根を歩きました。赤杭尾根を歩くのは4、5回目。花折戸尾根とゴンザス尾根は2回目だったような気がします。なかなかコースを決められず、前に歩いた尾根を、ということで適当に選びました。
コース JR青梅線古里駅→(5分)赤杭尾根の登り口→(3時間)川苔山の手前(狼住所)→(1時間40分)本仁田山→(すぐ)花折戸尾根→(40分)ゴンザス尾根→(1時間40分)もえぎの湯→(15分)奥多摩駅
歩いた日 2016年10月10日(月 体育の日)
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

JR青梅線古里駅→赤杭尾根→川苔山の手前(狼住所)→大ダワ


前半の沢沿いの道から後半の尾根道へ、きつい坂はありません。

おはようございます。古里駅北口を出て左へ歩いてきました。
天空にでも昇りそうな勢いの道標に従って右に進みます。
犬に吠えながら坂道を登りきると、登山口です。正面の階段を登っていきます。先行するベテラン的なおじさんがラジオを聞きながら登山準備をしていました。わたくしはおじさんを横目で見ながらミニクリームパンをかじりながらスポーツドリンクを飲みながらアキレス腱なんかをキューと伸ばしているとベテラン的なおじさんはいつの間にかいなくなっていました。
こんな感じの道を登っていきます。
木橋を渡って沢を離れます。
この道標から尾根筋に向かう地味ーにきつい坂を登ります 。
エッチラオッチラ登ります。
で、いつの間にか尾根筋を歩いていました。この二手に分かれた道は、ビシッと、尾根筋の左を選択。けれどもあっという間に右の道と合流し、ちょっと気勢をそがれてしまいました。
今更ですが、よく出会うこういう尾根道は自然にできたものなんでしょうか。盛り土でつくられたものなのでしょうか。ちょっとしたわたくしの盛り土問題です。
道中。
確かに崩れていましたが、普通に慎重に歩けば問題ないかと。
この先も道が山肌に同化しそうな場所があったものの慎重に歩けば問題ないかと。
何を撮ったのか忘れました。
倒木。見かけ以上に通過しづらかったです。
何度か歩いた川井駅からのルートと合流しました。
ここから再び、左の尾根筋を歩こうと決意。
道中。
こぢんまりしているけれど、これぞピーク! みたいなてっぺんが見えてきました。
てっぺんに到着。石柱やら板切れやらテープやらが散らばっていました。どっかなんだろうけど(当たり前)、山名板らしい板切れは判読不能というか文字の痕跡すらない状態。後日、調べました。どうやら峰戸山(みのとやま、三ノ戸山、807m)という山らしいです。
急斜面の下に見慣れた山道が見えました。適当にずるずると下りました。
赤杭山(あかぐなやま、赤久奈山)はパス。
赤杭尾根でおそらくいちばんの展望がある場所。真っ白です。先に進みます。
林道に出ました。向かいの山道にはいってもいいのですが、今回は林道を歩きます。これが結構長い。あの角を曲がれば、という思いを何回かさせられます。
そしてようやく登山口に到着。
道中。わたくしはここの登山口から尾根筋まで、いつもツラい思いをします。もういいや、帰ろうかな、といつも思います。
そんなへこたれそうなココロを癒やすように花が咲いていました。
白い花。花(?)。
紫の花。これはひょっとしてトリカブトではないでしょうか。
やっと尾根に乗ります。
ここからミニ石尾根みたいな雰囲気の尾根道です。
尾根尾根した尾根です。
真名井北稜(まないほくりょう)のてっぺん(真名井沢ノ峰)を右手に見ながら通過します。
これは名前を覚えたぞ! せーの、マムシグサ!
長くてきつい坂が続きます。
が、わたくしはこの道標で左折。ここは 狼住所(おおかみずんど)という不思議な名前の交差点です。川苔山へは寄らずに「本仁田山・鳩の巣駅」方面に歩くという省エネ尾根歩きを断行しました。
ほどなく舟井戸(ふないど)に到着。ここから大ダワに向かって左の巻き道ではなく、鋸尾根(のこぎりおね)を歩くべく坂を登っていきます。
ガスが濃くなってきました。
こちらの鋸尾根はどこからどこまでなのか、いまひとつ判然としません。あちらの鋸尾根は鋸山がてっぺんで愛宕山を経て、多摩川に落ち込んでいるという理解でいいと思うんですが。
巨岩を通過。
クモの巣に水蒸気が捕まっています。
激戦区。クモにとっても虫にとっても、ここは生き残るのに厳しい区画じゃないでしょうか。
花のようにも見えます。
鋸尾根を降りてきました。途中の鋸らしい地形はなんとなく一切撮影しませんでした。
大ダワに到着。「コブタカ山 本仁田山」方面に向かいます。登山者がけっこういたので大ダワの写真はこれだけ。シュッと先に進みます。