奥多摩尾根歩き
大ダツ窪左岸尾根、キハダ窪右岸尾根

(キハダ窪右岸尾根)


ハンギョウ尾根→(40分)キハダ窪右岸尾根下降点→キハダ窪右岸尾根→(40分)カロー谷経路→(20分)かろう橋→(45分)[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅


キハダ窪右岸尾根の下降点を探しながらハンギョウ尾根を下りました。1220m圏でキハダ窪右岸尾根発見。雑木からヒノキ、スギの植林帯へと下っていきます。2度ほどわかりづらい分岐を経て幅広の尾根からヤセ尾根にどんどん絞りに絞られていく尾根相が面白い尾根でした。

大ダツ窪左岸尾根のこんもりピークからハンギョウ尾根を下ります。いつだったかハンギョウ尾根の下りはピークは1か所のみ、と書いた記憶がありますがこのこんもりピークとごく小さなピークの2か所あります(訂正します。いつかまた増えるかもしれません)。
そんなことはともかく、モノレールに沿ってひたすら下ります。
1290mあたりで「17|16」の林班界標を通過します。ここから先ほど歩いたカロー大滝に向かう道が下っています。
1220m圏でキハダ窪右岸尾根の下降点が見つかりました。念のためスマホGPSで確認。間違いありません。
下ります。
下ってきて
1190mあたりの分岐は右へ。
ヒノキの植林を下ります。
うねってはっきりしない地形です。右から下ってきた尾根と合流します。1110mあたりです。
作業道を横断します。ハンギョウ尾根の東面はたくさんの道があります。この後もそこそこしっかりした道をいくつも横断しました。
幅広い尾根です。
下ってきて
下ります。植林はヒノキからスギに変わりました。
またグニャッとした地形です。右から下ってきた尾根と合流します。1000mあたりです。
白い看板には「生長量試験林」と書かれていました。「植林年度は昭和28年度」、ここの場所は「東京都西多摩郡奥多摩町大字日原字小川16林班な小班(賀郎)」だそう。だからどーしたと言われても困りますが。
920m圏の分岐です。右を選択。
グググーっと右の尾根に移ります。
尾根はギュッとヤセました。急降下です。水の音が大きく聞こえるようになりました。
岩混じりのヤセ尾根を下り、
下ってきて
カロー谷経路にぶつかりました。
めざしたカロー谷経路のポイントに立ちました。これにてキハダ窪右岸尾根はおしまいです。カロー谷経路を下ります。
水道施設が見えると
かろう橋はすぐです。杖を縮め、軍手はポケットに突っ込んで東日原バス停をめざします。
紅葉。
先々週は海面から何十mも高い橋を歩いて海の開放感で満たされたんですが、尾根歩きには閉ざされた開放感というか、海とはまったく違うベクトルでココロを豊かに柔らかくしてくれたのでした。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。また、よろしくお願いします。