奥多摩尾根歩き
曲ヶ谷沢左岸尾根、曲り尾根

(曲り尾根)


ヨウヘイギノ頭→曲ヶ谷北峰→曲ヶ谷南峰→(35分)真名井沢ノ峰→真名井北稜→(15分)曲り尾根下降点(雁掛ノ峰)→曲り尾根→(1時間20分)大丹波川→林道大丹波線→(2時間10分)[GOAL]JR青梅線川井駅


曲り尾根はほぼヤセ尾根でできています。短い急降下があっておだやかになって、を繰り返しながら高度を下げていきます。下端部で狙った支尾根になかなか乗れずに文字通り右往左往。大丹波川の流れは大きく聞こえているのに微妙な尾根の形に翻弄されました。

ヨウヘイギノ頭から下ってきました。
巻道は木橋の崩落で通行止になっていました。尾根上の道を登ります。
そこそこキツいくの字くの字を登ってきて曲ヶ谷北峰を通過します。
川苔山はパス。ここから赤杭尾根を歩きます。
曲ヶ谷南峰を通過し、
巻道を歩けたらここに出る分岐(狼住所)を通過し、ダーッと下り、
曲ヶ谷沢ルートへの下降点を通過し、ダーッと下ると
真名井沢ノ峰が見えてきました。
赤杭尾根からはなれ、真名井沢ノ峰から真名井北稜を歩きます。
10分ほど歩くと何本もの引きちぎられたピンクテープが丸めて捨てられていました。
ギューッとヤセた尾根を歩くと
雁掛ノ峰に到着です。
真名井北稜はほぼ直角に右に折れて下っていきます。とてもわかりづらいです。
曲り尾根はほぼ直進。ザックを降ろし、午後の紅茶を飲み干し、ペットボトルに詰めてきた水を飲んで出発します。
すぐにガツンと急降下です。
下ってきて
おだやかになって
ガッツリと急降下で
こんな岩を乗り越えたりしながら
下ってくると
鉄塔(新秩父線No.46)にぶつかりました。
右手(東)に展望がありました。鉄塔の脚の間に棒ノ嶺(棒ノ折山)が見えました。
左手には樹間に曲ヶ谷沢左岸尾根と新秩父線No.47がちらりと見えました。
いつまでもあると思うな親と尾根。
ガツンと急降下すると
900m圏の分岐です。まさか左(切り替え画像)に進む人はいないと思います。
分岐からすぐ、ヤセ気味だったのがいきなり幅広になったかと思ったらまた分岐で
右に折れます。
直進はデンジャラス感いっぱいです。少し下ってみましたがすぐに引き返しました。
右に折れて急勾配を下ってきて
下ります。
主尾根を下っていたんですが、ザックからスマホGPSを引っ張り出して確認すると、大丹波川沿いを歩いているときに下降点として目星をつけた支尾根とはずいぶんズレていることが判明。840m圏です。
右にトラバース(山腹水平移動)します。かなりの傾斜ですが山肌はほどよい柔らかさで靴がきっちり食い込んで助かりました。
トラバースしてきて
尾根に乗りました。
下ってきて
念のためにまたスマホGPSで尾根を確認するとトラバースのしすぎでした。すぐに獣道なのか作業道か判然としないかすかな踏み跡が見つかり、今度は左へトラバース。750m圏です。
トラバースしてきて
もう少しです。大丹波川の水の流れが大きく聞こえてきます。
右往左往し、やっと目指す尾根に乗りました。下ります。
眼下に大丹波川が見えました。ズーッと急降下です。
下ってきて
下ります。
下ってきて
大丹波川沿いの道に降りました。正直、ここが下降点としてめざしていたポイントなのかはっきりしません。まっ、いいです。
これにて曲ヶ谷沢左岸尾根はおしまいです。
来た道を戻り、大丹波林道に上がります。ずり下がったズボンを引き上げ、林道をてくてくてくてく歩き、2時間超で
川井駅に到着。大勢の若者に混じって電車を待ちました。青梅行きがやってきました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。1か月ぶりの尾根歩きを無事に終えることができました。また、よろしくお願いします。