ウエンタワ南西尾根、赤指尾根(留浦ルート)
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■ウエンタワ(赤指尾根)→赤指尾根→(50分)赤指尾根1104m圏(巻きました)→赤指尾根留浦ルート→(1時間30分)[GOAL]留浦バス停→JR青梅線奥多摩駅
赤指尾根はとてもおだやかな尾根でした。おだやかすぎて進路方向が判然としない場所もありました。
留浦ルートはあの道にヤラれました。あの道です。カップアイスをスプーンでぐーっと削ったような丸く凹んだ道です。ボブスレーのコースみたいな道です。たいていは落ち葉が厚く積もっていてとっても歩きづらく、左右のどちらかあるいは両方に新しい踏み跡ができていたりします。そんな道が3本も並行したりして閉口です。。。まっ、それだけかつては古人の往来が多かったんでしょう。馬や牛、大八車なんかも通ったんでしょうか。そんな古道をヘロヘロになって下っていきました。
予定していたヘイゾウ沢左俣右岸をはじめ、3つの尾根を歩くことはあきらめました。体力がもちそうにありません。気力も萎えてしまいました。とりあえず赤指尾根を東へ下ります。
尾根というかだだっ広い林みたいです。
進路を確認するのもシンドいので新旧の赤テープなんかを頼ります。
林道の上に出ました。
林道に降りて横断してそのまま尾根を下ります。
おだやかな尾根道がつづきます。
小さな祠に立ち寄りました。
1104mの標高点を巻きます。
巻道が終わって1104mの標高点あたりを見上げて
振り返って赤指尾根留浦ルートを下ります。留浦バス停をめざします。1050mあたりです。そしてボブスレーのコースみたいな道のはじまりまりです。
下ってきて、通り雨がズザーッと音を立てて駆け抜けていきました。
直進する過酷そうなコースと右におだやかそうなコースに分岐。体力を削ってまで急ぐ気はないので右へ。
あの先の910m圏の分岐を右へ下ると小袖川へ。左のコースを下ります。
すぐによく似た分岐です。左のコースへ。
ボブスレーのコースから左へはずれる新しそうな道があります。これはコースの歩きづらさを嫌った巻道に違いありません。左へ。870m圏です。
右に大きく曲がってコースに向かいます。
下ってくるコースと合流します。
コースとコース両側の上にできた道をふくめるとたくさんの選択があります。ありすぎます。
780m圏でようやくコースや踏み跡が1本化されました。
と気を抜いていたらコースが3本になってしまいました。
2本になりました。
下ってきて
こんどこそ1本の尾根道に。コースは終わりました。690m圏です。
尾根を直進か右下への巻道か。巻道へ。
木立の向こうに奥多摩湖を渡る留浦の浮橋がちらりと見えます。
巻道の右に巻道ができていました。
610m圏です。倒木の先に幅広のしっかりした道が見えます。
幅広の道に降りて左手を見上げるとこれぞ峠! みたいな峠が尾根を乗越していました。
峠を見下ろすように2宇の祠が建っています。
峠道の先。どこにいくんでしょう。
引き返します。
浮橋が近づきました。
下ってきて赤指尾根留浦ルートはおしまいです。
檜原街道に出るとすぐに留浦バス停です。時刻表を見ると時計と同時刻。急いでなんだかんだとしていると
奥多摩駅行きのバスがやってきました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。ウエンタワ南西尾根の序盤で体力を消耗してしまい大幅な予定変更をせざるを得ませんでしたが、まっ、こんなこともある、ということで夏の体調管理にとくに気をつけることなく、ただ、人様には決して迷惑をかけないことを肝に銘じて尾根歩きをつづけるつもりです。それにしてもウエンタワ南西尾根は小袖川のアプローチをふくめ、なかなかおもしろい尾根でした。
また、よろしくお願いします。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。ウエンタワ南西尾根の序盤で体力を消耗してしまい大幅な予定変更をせざるを得ませんでしたが、まっ、こんなこともある、ということで夏の体調管理にとくに気をつけることなく、ただ、人様には決して迷惑をかけないことを肝に銘じて尾根歩きをつづけるつもりです。それにしてもウエンタワ南西尾根は小袖川のアプローチをふくめ、なかなかおもしろい尾根でした。
また、よろしくお願いします。