
鶴脚山北東尾根、泉沢尾根
(2/2)
■馬頭刈山→泉沢尾根→390m圏のピーク(泉沢尾根末端峰)→青木平地区秋川左岸道(仮称)→(GOAL)瀬音の湯
泉沢尾根は結果オーライでしたが、終盤の尾根下りの激闘と道があるのかないのかの不安で厳しい尾根歩きになりました。
 また富士山です。
      また富士山です。 
  泉沢尾根の分岐まで戻りました。
    泉沢尾根の分岐まで戻りました。
  そこそこの勾配の坂を下っていきます。
    そこそこの勾配の坂を下っていきます。
  道標は5、6カ所に立っていました。
    道標は5、6カ所に立っていました。
  「さて、何と書かれているのでしょうか!? ひらめきクイズ!!」って出題されそうなくらい欠けています。左はそこそこ難問です。
      「さて、何と書かれているのでしょうか!? ひらめきクイズ!!」って出題されそうなくらい欠けています。左はそこそこ難問です。
 
550mあたりのピーク。
 この道標で右(西)に降っていくと泉沢地区を経て和田向バス停へ。地面に置かれた白い道標には和田向バス停まで訳30分と書かれています。ここから道標の向こうに尾根筋を辿って歩きます。
    この道標で右(西)に降っていくと泉沢地区を経て和田向バス停へ。地面に置かれた白い道標には和田向バス停まで訳30分と書かれています。ここから道標の向こうに尾根筋を辿って歩きます。
  いきなり大木に道を塞がれますが、左に道が続いていました。
    いきなり大木に道を塞がれますが、左に道が続いていました。
  530mあたりで尾根が分岐する場所。
    530mあたりで尾根が分岐する場所。
  右はステキな雰囲気ですが、
    右はステキな雰囲気ですが、
  左のこの劇坂が、市村の境界尾根で、泉沢尾根です。
    左のこの劇坂が、市村の境界尾根で、泉沢尾根です。
  この時、降りてきた坂を見上げて「ヤバイ」と思っています。「これを登り返すのは嫌だ。お願いだから秋川までの道、その先の道よあってくれ」と思っています。
    この時、降りてきた坂を見上げて「ヤバイ」と思っています。「これを登り返すのは嫌だ。お願いだから秋川までの道、その先の道よあってくれ」と思っています。
  劇坂は落ち着き、少し歩くと、
    劇坂は落ち着き、少し歩くと、
  450mあたりでまた尾根が分岐します。黄色い杭[拡大]が市村の境界だと思われます。ここからこの杭を目安にしたんですが、たくさん打たれているわけではなく、頼りきることはできませんでした。
    450mあたりでまた尾根が分岐します。黄色い杭[拡大]が市村の境界だと思われます。ここからこの杭を目安にしたんですが、たくさん打たれているわけではなく、頼りきることはできませんでした。
  市村境界は左の尾根です。
    市村境界は左の尾根です。
  テープは山歩きのルート(遊び)なのか山仕事用のものか、最後までわかりませんでした。
    テープは山歩きのルート(遊び)なのか山仕事用のものか、最後までわかりませんでした。
  道中。
    道中。
  415mあたり。左に小さな尾根が伸びていました。ここが地図にある道の分岐だと思われます。末端を目指して先に進みます。
    415mあたり。左に小さな尾根が伸びていました。ここが地図にある道の分岐だと思われます。末端を目指して先に進みます。
  道中。
    道中。
  右にしっかりした道が植林帯の中に伸びていました。左は崩落しています。先に進みます。
    右にしっかりした道が植林帯の中に伸びていました。左は崩落しています。先に進みます。 歩きやすい道が続きます。
    歩きやすい道が続きます。
  やせた部分もあります。
    やせた部分もあります。
  前方にポッコリとしたピークが見えてきました。
    前方にポッコリとしたピークが見えてきました。
  滅茶苦茶急登です。枯れているけれど大木が目の前に現れ、
    滅茶苦茶急登です。枯れているけれど大木が目の前に現れ、
  そして、390mピークの祠です。
    そして、390mピークの祠です。
  側面には太陽と
    側面には太陽と
  月がデザインされています。
    月がデザインされています。
  木の枝に下げられていた板。画像にポインタを載せると板の反対側です。
    木の枝に下げられていた板。画像にポインタを載せると板の反対側です。
  見晴らしはあまりよくありません。これは西方向。
      見晴らしはあまりよくありません。これは西方向。
  12、3分かかって作業道の分岐まで戻ってきました。右の山腹を横切る道があったので、地図の道がある尾根まで近道します。
    12、3分かかって作業道の分岐まで戻ってきました。右の山腹を横切る道があったので、地図の道がある尾根まで近道します。
  尾根に着きました。上を見上げたところ。
    尾根に着きました。上を見上げたところ。
  劇坂です。道らしきものはなく、踏み跡もはっきりしませんが、尾根筋に忠実に降っていきます。が、あまりに急で身の危険を感じたので左の谷に向かって降ることにしました。
    劇坂です。道らしきものはなく、踏み跡もはっきりしませんが、尾根筋に忠実に降っていきます。が、あまりに急で身の危険を感じたので左の谷に向かって降ることにしました。
  枝打ちされたばかりらしい山肌を必死に降ります。道はおろか踏み跡もありません。心臓がドキドキしているのは劇坂のせいばかりではありません。もし、この先に道がなかったら、などと考えると頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。
    枝打ちされたばかりらしい山肌を必死に降ります。道はおろか踏み跡もありません。心臓がドキドキしているのは劇坂のせいばかりではありません。もし、この先に道がなかったら、などと考えると頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。そんな時、左の谷のずっとずっと下に赤いテープがちらりと見えました。道らしきものも見えるじゃないですか。
 15分以上かかって道かな? というところまで降りてきました。しかし、小さな尾根(写真正面)を向こうに回り込む道はあるようなないような、どちらかというとないというしかない感じです。地図だと秋川の下流に向けて、つまり尾根の向こう側に行く道があるはずです。ヤバイ! 廃道か?
    15分以上かかって道かな? というところまで降りてきました。しかし、小さな尾根(写真正面)を向こうに回り込む道はあるようなないような、どちらかというとないというしかない感じです。地図だと秋川の下流に向けて、つまり尾根の向こう側に行く道があるはずです。ヤバイ! 廃道か? 
  これを登り返してずっとずっと引き返して、もう1カ所激しい登り坂があって、などと思うとまた頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。
    これを登り返してずっとずっと引き返して、もう1カ所激しい登り坂があって、などと思うとまた頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。
  ところが小さな尾根の反対側を見ると、小さな谷の向こうに赤テープ[拡大]がヒラヒラしているじゃないですか。道もあります。やっぱり心臓がドキドキして頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。不思議です。
    ところが小さな尾根の反対側を見ると、小さな谷の向こうに赤テープ[拡大]がヒラヒラしているじゃないですか。道もあります。やっぱり心臓がドキドキして頭の芯あたりがチーンと攣りそうになります。不思議です。
  こんな場所に出ますが、道はちゃんと続いています。
    こんな場所に出ますが、道はちゃんと続いています。
  巨岩の下を通ります。
    巨岩の下を通ります。
  秋川の川面が見えました。
    秋川の川面が見えました。
  川に沿って道があります。青木平地区秋川左岸道(仮称というか自称というか)はありました!
    川に沿って道があります。青木平地区秋川左岸道(仮称というか自称というか)はありました!
  この看板の後ろから降りてきました。
    この看板の後ろから降りてきました。
  道を下流方向に進み、こんな鉄の橋を渡ります。
    道を下流方向に進み、こんな鉄の橋を渡ります。
  道は続いています!
    道は続いています!
  畑跡を通過。
    畑跡を通過。
  木橋をわたります。
    木橋をわたります。
  参道らしき道を分けて進みます。
    参道らしき道を分けて進みます。
  やりました! 民家が見えてきました。もう大丈夫でしょう。山仕事に従事されている方のおかげだと思います。勝手に歩かせていただいて感謝します。
    やりました! 民家が見えてきました。もう大丈夫でしょう。山仕事に従事されている方のおかげだと思います。勝手に歩かせていただいて感謝します。
  西青木平橋(にしあおきだいらはし)。渡らずに左折します。対岸の上を都道33号線(上野原あきる野線)が通っています。
    西青木平橋(にしあおきだいらはし)。渡らずに左折します。対岸の上を都道33号線(上野原あきる野線)が通っています。
  川原を舞うカラフルな凧は川魚を狙う鳥除けだと思います。無人だし何カ所かで同じ凧が飛んでいました。
    川原を舞うカラフルな凧は川魚を狙う鳥除けだと思います。無人だし何カ所かで同じ凧が飛んでいました。
  振り返ると歩いた泉沢尾根が見えました。左のピークが赤い祠のあった390m峰です。
    振り返ると歩いた泉沢尾根が見えました。左のピークが赤い祠のあった390m峰です。
  遠くに見える白いアーチは新矢柄橋(しんやがらばし)です。
    遠くに見える白いアーチは新矢柄橋(しんやがらばし)です。
  瀬音の湯まで歩き、ヌルッとした湯に入りました。売店で高価な缶ビールを購入し、「森のテラス」でサマーベッドを滅茶苦茶かっこよくしたやつに寝そべりながら森を眺め、川向こうを走る車のエンジン音に耳を傾けるというセレブな雰囲気をスマホで撮ったつもりが撮れていませんでした。お腹の上に載せた缶ビール、まあまあ短い足の先に瀬音の湯のスリッパが写っていて中景に庭、遠景には森。そこに右前方から西日が逆光気味に差し込むという構図です。残念!
    瀬音の湯まで歩き、ヌルッとした湯に入りました。売店で高価な缶ビールを購入し、「森のテラス」でサマーベッドを滅茶苦茶かっこよくしたやつに寝そべりながら森を眺め、川向こうを走る車のエンジン音に耳を傾けるというセレブな雰囲気をスマホで撮ったつもりが撮れていませんでした。お腹の上に載せた缶ビール、まあまあ短い足の先に瀬音の湯のスリッパが写っていて中景に庭、遠景には森。そこに右前方から西日が逆光気味に差し込むという構図です。残念!
  瀬音の湯からバスで武蔵五日市駅まで戻り、「ホリデー快速あきがわ号」に乗車。ドキドキすることの多かった尾根歩きでした。
    瀬音の湯からバスで武蔵五日市駅まで戻り、「ホリデー快速あきがわ号」に乗車。ドキドキすることの多かった尾根歩きでした。