
ヌカザス山北東尾根、浅間尾根、御林山南西尾根
(2/2)
■三頭山→(40分)鞘口峠→(40分)浅間尾根→(1時間)御林山→御林山南西尾根→(1時間20分)九頭龍神社→[GOAL](15分)檜原温泉センター数馬の湯→JR五日市線武蔵五日市駅
御林山南西尾根は下れば下るほどヤバイ雰囲気に。いま思い出してもホントーにちゃんと歩いたのか実感がわきません。
じゅうぶん休憩しました。次の目的地は鞘口峠です。このあたり一帯は「都民の森」でいくつもの「○○の路」が網の目状に整備されています。道標に忠実に従って歩きましたが、心配になるほどドカンドカンという感じで降下していきます。
鞘口峠から月夜見山方面に進み、浅間尾根の取り付きを目指します。
 砥山(といしやま)に到着。水を飲みながら休憩します。
   砥山(といしやま)に到着。水を飲みながら休憩します。
  とくに景色がいいという場所ではありません。砥石になる石を産出したので砥山という名前が付いたらしいです。戸澤峯という名前もあるようです。
    とくに景色がいいという場所ではありません。砥石になる石を産出したので砥山という名前が付いたらしいです。戸澤峯という名前もあるようです。
  浅間尾根を目指します。
   浅間尾根を目指します。
  道中。
  道中。
  こういう石が砥石になるのでしょうか。
   こういう石が砥石になるのでしょうか。
 砥山から浅間尾根の分岐まで10分ほどで到着。
 崩落地を通過。
    崩落地を通過。
  奥多摩周遊道路が見えてきました。
   奥多摩周遊道路が見えてきました。
  右見て左見てもう一度右を見て慎重に道路委を横断し、
  右見て左見てもう一度右を見て慎重に道路委を横断し、
  左に進みます。あの道標に従って、
   左に進みます。あの道標に従って、
  この道を辿りますが、途中から濃い藪に阻まれて撤退。
  この道を辿りますが、途中から濃い藪に阻まれて撤退。
  周遊道路をちょっと進んで、浅間尾根駐車場の手前の
   周遊道路をちょっと進んで、浅間尾根駐車場の手前の
  この道標から
  この道標から
  こういう道を進んで、
   こういう道を進んで、
  無事、尾根筋に乗りました。先ほどの藪を凌げば右手からやってくるはずです。
  無事、尾根筋に乗りました。先ほどの藪を凌げば右手からやってくるはずです。
  御林山を目指します。
   御林山を目指します。
  道中。
  道中。
  なんの案内もありませんが、ここから登山道をはずれて尾根筋に進みます。
   なんの案内もありませんが、ここから登山道をはずれて尾根筋に進みます。
  御林山に到着。御林山には三等三角点があり、標高は1078.42m、基準点名は風張峠。
  御林山に到着。御林山には三等三角点があり、標高は1078.42m、基準点名は風張峠。
  あちらから登ってきました。
   あちらから登ってきました。
  南面がポッカリという感じで伐採されていました。2016年8月の山頂のようすとずいぶん変わっています。残念ながら雲が薄くかかっていましたが天気が良ければ笹尾根なんかがダーッと見えるはずです。
    南面がポッカリという感じで伐採されていました。2016年8月の山頂のようすとずいぶん変わっています。残念ながら雲が薄くかかっていましたが天気が良ければ笹尾根なんかがダーッと見えるはずです。
  水を飲んで出発です。短い急降下の後、登山道に合流します。こちら側には御林山を示す立派な道標がありました。
   水を飲んで出発です。短い急降下の後、登山道に合流します。こちら側には御林山を示す立派な道標がありました。
  さて、御林山南西尾根への取り付きを探しながらゆっくりと歩きます。あのモッコリでもなく、
  さて、御林山南西尾根への取り付きを探しながらゆっくりと歩きます。あのモッコリでもなく、
  このモッコリでもなく、
 このモッコリでもなく、
  あそこのGPS測位点の赤い杭が刺さっているモッコリから尾根っぽい尾根が右下に向かって延びていました。
  あそこのGPS測位点の赤い杭が刺さっているモッコリから尾根っぽい尾根が右下に向かって延びていました。
  尾根を覗いてみます。地形図とGPSスマホで位置を確認。水を飲んでいよいよ御林山南西尾根を下ります。
   尾根を覗いてみます。地形図とGPSスマホで位置を確認。水を飲んでいよいよ御林山南西尾根を下ります。
  最初はこんな感じ。
  最初はこんな感じ。
  すぐに藪ボーボーになって、ひょっとしてこれが続くの? と腰が引けていたら、
   すぐに藪ボーボーになって、ひょっとしてこれが続くの? と腰が引けていたら、
  なんと道が出現。かなり荒れていますが、道には違いありません。
  なんと道が出現。かなり荒れていますが、道には違いありません。
  大きな木ですが幹はがらんどうで、杖で叩くとワビサビみたいな音がしました。
 大きな木ですが幹はがらんどうで、杖で叩くとワビサビみたいな音がしました。
  こんな心地よく、
  こんな心地よく、
  わたくし好みの尾根道が続きます。
   わたくし好みの尾根道が続きます。
  穏やかな
  穏やかな
  道中
   道中
  です。
  です。 ところが、
   ところが、
  870mあたりからでしょうか、急降下が始まりました。
  870mあたりからでしょうか、急降下が始まりました。
  下ってきて、
 下ってきて、
  下ります。水の流れる音やバイクのエンジン音が聞こえてきます。
下ります。水の流れる音やバイクのエンジン音が聞こえてきます。
  突然、応援団のハチマキみたいなピンクと黄の長いテープが現れました。遊び用なのか仕事用なのか判然としませんが、尾根筋の何カ所かでヒラヒラとしていて、キツーい急降下に悪戦苦闘するわたくしを元気づけてくれるかのようでした。そして掛けた梯子をはずすようにフッツリと消えちゃいました。
   突然、応援団のハチマキみたいなピンクと黄の長いテープが現れました。遊び用なのか仕事用なのか判然としませんが、尾根筋の何カ所かでヒラヒラとしていて、キツーい急降下に悪戦苦闘するわたくしを元気づけてくれるかのようでした。そして掛けた梯子をはずすようにフッツリと消えちゃいました。
  ここはデンジャラス。5、6mほどシュッと切れ落ちています。
  ここはデンジャラス。5、6mほどシュッと切れ落ちています。
  右後ろに薄ーい踏み跡がありました。どえらい勾配です。アセビをつかみながら慎重に下ります。
   右後ろに薄ーい踏み跡がありました。どえらい勾配です。アセビをつかみながら慎重に下ります。
  なんとか巻き終えた崖。
  なんとか巻き終えた崖。
  急降下は止みません。
   急降下は止みません。
  下ってきて、
  下ってきて、
  下ります。
   下ります。
  こんな崖っぽいところを何カ所か下ります。
  こんな崖っぽいところを何カ所か下ります。
  尾根筋をはずれて傾斜の緩い場所をトラバースしていると、あちらにハチマキではなく普通っぽい赤テープが見えます。薄いトラバース道が延びています。
   尾根筋をはずれて傾斜の緩い場所をトラバースしていると、あちらにハチマキではなく普通っぽい赤テープが見えます。薄いトラバース道が延びています。
  けれども本筋のあちらにも赤テープ。隣の芝は青いです。ちょっと迷いましたが、やはり予定していた尾根を下ります。滅茶苦茶な急降下です。隣の芝は真っ青です。
  けれども本筋のあちらにも赤テープ。隣の芝は青いです。ちょっと迷いましたが、やはり予定していた尾根を下ります。滅茶苦茶な急降下です。隣の芝は真っ青です。
  屋根が見えてきましたが、
   屋根が見えてきましたが、
  急降下は止まず、獣道っぽい道を渡り歩きながらなんとか勾配を和らげます。
  急降下は止まず、獣道っぽい道を渡り歩きながらなんとか勾配を和らげます。
  下ってきて、
   下ってきて、
  下ります。
  下ります。
  ちょっと前から音だけが聞こえていた沢が右手のはるか下に見えました。『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)によると森ノ沢(宮ノ沢)という沢です。
   ちょっと前から音だけが聞こえていた沢が右手のはるか下に見えました。『奥多摩 登山詳細図(西編)』(吉備人出版)によると森ノ沢(宮ノ沢)という沢です。
  九頭龍神社はもうすぐです。
    九頭龍神社はもうすぐです。
  沢沿いの道にズザズザズズという感じで下りてきました。
   沢沿いの道にズザズザズズという感じで下りてきました。
  九頭龍神社に到着です。
  九頭龍神社に到着です。
  これにて御林山南西尾根はおしまいです。いやはや、とんでもない急降下にホントに一時はどうなるかと思いました。
   これにて御林山南西尾根はおしまいです。いやはや、とんでもない急降下にホントに一時はどうなるかと思いました。
  裏山でゴソゴソして申し訳ありませんでした。ありがとうございます。
    裏山でゴソゴソして申し訳ありませんでした。ありがとうございます。
  檜原街道を「檜原村温泉センター 数馬の湯」に向かいます。
   檜原街道を「檜原村温泉センター 数馬の湯」に向かいます。
  ビールと舞茸の天ぷら。藻塩でいただきます。
  ビールと舞茸の天ぷら。藻塩でいただきます。
  バスを待っていると温泉センターが屋形船みたいに浮かび上がってきました。
   バスを待っていると温泉センターが屋形船みたいに浮かび上がってきました。きょうも山の神様、地権者の皆様、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。




























