奥多摩尾根歩き
大平尾根、陣馬尾根、倉掛尾根、浅間尾根

(2/4)


陣馬尾根→藤倉→道迷い→倉掛尾根


陣馬尾根はさっぱりとした梅茶漬けみたいな尾根でした。わたくしは下端でグズグズになってしまいましたが。

こんな感じで陣馬尾根は始まります。
石碑がありました。竪穴式住居跡が見つかった中ノ平遺跡の碑でした。[碑文の拡大
このあたり全域に竪穴式住居が建っていたらしいです。それにしてもなんでこんな山の上に住んでいたのでしょう。・・・・・・・・。
盛り土でできたような尾根道を歩きます。そういえば東京都の豊洲市場の盛り土問題で、当初NHKは盛り土を「もりど」と発音していましたが民放はどちらかというと「もりつち」が優勢だったような気がします。そしていつの間にか全局「もりど」に統一されている模様。どうでもいいか。
猿江地区への分岐を通過。
峠らしきところを通過。
旧小林家住宅への分岐を通過。
もう里は近いんじゃないでしょうか。煮炊きする薪の煙が漂ってきそうです。
「登山安全祈願 荷付場地蔵」という碑がありました。通り過ぎてから振り向いて撮影しました。かつてここに荷物の集配所があったのでしょうか。現役かどうかわかりませんが、尾根を乗っ越す道がありました。平成22年建立。
何かイヤなことでもあったのでしょうか。
小さいトゲトゲがちょっと不気味なキノコ。
住居跡を通過。
墓と民家を通過。
民家から道なりに左へ進むとこんな場所に出た。道はあるようなないような。
で、「おじゃましまーす」と先ほどの民家(空き家でした)の庭先に回らせていただくと、尾根筋に道がありました。歩かせていただきます。
巨木と遭遇。
モノレールをくぐります。正直なところ、自分がどこをあるいているのかまったくわかっていません。あれだけはっきりした尾根筋を歩いていたのに???? 状態です。
コンクリート舗装の道に出ました。下っている左方向へ進みます。
竹林に入ります。
民家を通過。
こんな場所に出ました。
立派な道路に出ました。ここはどこ?
左はすぐ行き止まりです。
右に道路を下ります。景色はいいんですが、場所がわからないのでいまひとつ楽しめません。
神社に着き、やっと居場所がわかりました。春日神社という神社でした。
社殿横のクスノキの根元。巨大でした。このクスノキの説明は[こちら]。
バス停への近道を歩いてみました。
地名は藤原なのにバス停の名前は藤倉です。藤原地区に藤倉という地名があるのでしょうか。ややこしいです。
「藤倉マップ」。[マップの拡大]このイラストマップをじっくりと眺めた後、わたくしは正反対の方向に歩き出してしまいました。
エステみたいな橋を渡りました。「よけばし」と読むようです。プロトレックによると標高525m。奥多摩湖バス停と同じ標高です。「プラマイゼロか・・・」などと思いながら歩いていると、
竹の沢というバス停に到着。ここで「へっ? なんかヘン」と気付きました。反対方向へ歩いていました。バス停で2つ分も。
戻ってまいりました。倉掛尾根を登るには北秋川の上流に向かわなくていけません。
講の碑(右)と馬頭観音を右手に見て先を急ぎます。
対岸に荷物を運ぶ籠でしょうか。つるべとられてナントカみたいになっています。
落合橋(おちあいばし)に到着。あの正面の石垣の坂が倉掛尾根の取り付きです。苦行の始まりでした。