奥多摩尾根歩き
石原小屋窪左岸尾根と右岸尾根、篶ヶ窪左岸尾根と右岸尾根

(3/4 篶ヶ窪左岸尾根)


石原小屋窪出合→(30分)篶ヶ窪左岸尾根取付→篶ヶ窪左岸尾根→(1時間20分)槇寄山


石原小屋窪出合いからハチザス沢の上流に向かい、篶ヶ窪左岸尾根の下端をめざします。篶ヶ窪左岸尾根はそーとーな急登に始まりかなりの急登やフツーの急登で高度を上げていきます。明るい幅広の尾根にぽつりぽつりと立つミズナラの大木を愛でて、急登のツラさを忘れることができれば心地よい尾根ではあります。槇寄山(まきよせやま)のほんの少し北で笹尾根の登山道に乗ります。

石原小屋窪出合からハチザス沢をさかのぼります。対岸(右岸)に踏み跡らしきものが見えたんですがこちら側も歩けそうなのでそのまま左岸を進みます。
途中で右岸に移ったり
ちょっと高巻いたり
のっぺり道をこわごわトラバース(山腹水平移動)したりして、
ハチザス沢と曲沢(まがりさわ 曲り沢)の出合です。曲沢を渡り、
ハチザス沢を渡り、左岸を歩きます。ハチザス沢沿いの道に関しては帰路にそこそこ詳しく記録しています。[(4/4 篶ヶ窪右岸尾根
篶ヶ窪出合に着きました。正面が篶ヶ窪左岸尾根です。篶ヶ窪(左)は細いですがかなりの傾斜を流れ落ちていて、左の篶ヶ窪右岸尾根篶ヶ窪左岸尾根を峻別しています。
出合に降りました。
篶ヶ窪左岸尾根に取付きます。
登ってきて出合を見下ろし、
登ります。とんでもなくキビシい急登です。
篶ヶ窪。小さな滝がいくつも連なっています。
登ってきて
900m圏でほんのちょっぴり勾配がゆるみました。
槇寄山?
登ってきて
あのてっぺんで左右から登ってきた尾根と合流しそうです。
1020m圏。ヒーヒーと登ってきて尾根は合流し、
勾配はぐっとゆるやかになりました。
植林の樹間にあとで下る篶ヶ窪右岸尾根が見えました。
幅広の尾根です。じわりじわりと勾配がキツくなってきました。
火焔型土器みたいなミズナラ。杖を立てかけています。
1080m圏で左から登ってきた尾根と合流。左手は急斜面の植林帯になりました。
右手は大きくゆったりとうねっている緩斜面です。
植林帯を登ってきた尾根と合流します。
勾配がゆるくなったのはいいんですが、霜柱に押し上げられて霜柱に置き去りにされた表土が歩きづらいのなんのって。踏むとガズッて深く陥没して脚に力が入りません。って、疲れてきたのか文句ばかりです。
登ってきて
最後にキツめの登りがあって
笹尾根の登山道に立ちした。左(南)手すぐに槇寄山の山頂が見えます。
登山道の脇に赤帽黒杭が刺さっていました。
杭を背にして篶ヶ窪左岸尾根を振り返ってみました。これにて篶ヶ窪左岸尾根はおしまいです。
槇寄山の山頂です。三等三角点があります。標高は 1188.16m、基準点名は千軒平。千軒平?
頭を雲に隠された富士山が見えました。
なにか食べたほうがいいんでしょうがまったく食欲はありません。コンビニで買ってきた「台湾烏龍茶」を飲みながら休憩します。
次はいよいよ最後の尾根、篶ヶ窪右岸尾根です。