今回は出野沢左岸尾根(いでのさわさがんおね)のリベンジです。前回、払沢ノ峰北尾根(ほっさわのみねきたおね)を歩き終えた後、笹平(ささだいら)コースから出野沢左岸尾根(いでのさわさがんおね)を下ろうとしたのですが、自分がどこにいるのかさっぱりわからなくなって撤退してしまいました。
        笹平コースも西半分しか歩いていないので、笹平バス停から笹平コースに入り、出野沢左岸尾根をビシッと下ることにしました。
        ところでこの笹平コースは立派な尾根道なんですが、ナントカ尾根という名前はないようです。コース内で唯一の三角点がある松生山(まつばえやま)にちなんで松生尾根と呼ぶわけにはいけないでしょうか。どこに、誰に申し立てればいいんでしょうか。
        ま、それはともかく、前回と今回で松生尾根の合わせ技1本と出野沢左岸尾根の完歩を目指して秋川に向かいました。
      
      
      
出野沢左岸尾根
| ■コース | JR五日市線武蔵五日市駅→[スタート]笹平バス停→内蔵ノ助山→(2時間10分)出野沢左岸尾根分岐(820mあたり)→出野沢左岸尾根→680mと620mあたりに小屋あり→(1時間)麓の墓場→(15分)[ゴール]南郷(出野沢)→JR五日市線武蔵五日市駅 | 
| ■歩いた日 | 2016年8月6日(土) | 
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■笹平バス停→松生尾根→内蔵ノ助山→分岐→出野沢左岸尾根→南郷(出野沢)
松生尾根は急登に次ぐ急登。出野沢左岸尾根は歩き出しのルート取りがちょっと難しかった。
      おはようございます。武蔵五日市駅の正面から数馬行きのバスに乗ります。土曜日だというのに乗客は2人。時刻が早いからでしょうか。発車は6時22分です。 
  
    ちょっとお高めのおにぎりをバスの中でいただきました。
  
    笹平バス停全景。20数分で到着です。
  
    バスの後を追うように歩道を歩きます。
    道が大きく右にカーブするその内側に尾根への入口があります。中央の坂道です。向こうからの車両が見えづらいので慎重に道を横断します。
  
    坂道を登ると畑の縁に山に入る道が続いています。
  
      暗くても大丈夫です。そんなわけはありません。
  
    山道に踏み込むと道標がありました。
  
    最初は歩きづらいです。
  
    その後は急登だらけです。
  
    ねっ。すごい急登です。
  
急登。
  
    やっぱり急登。
  
    「尾根を左に曲がったところ」という覚え書きがある写真ですが、自分の記録なのになんだかよくわかりません。
  
    笹がちです。
  
    498mのピーク。わたくしの影以外はとくに何もありません。
  
    こんな坂を登ってきました。
  
    で、急登です。
  
    急登です。
  
    540mあたりののっぺりした場所。
  
    おっ、急降下です。
  
    で、急登です。
  
    登ってきた坂を見ながら水飲み休憩。
  
    本日、2つめの道標。
    こんなのばっかりです。
  
    横を見ても逃げ場はありません。
  
    ようやくなだらかな道になりました。
  
    バテバテで、木の根元に背中を預け脚を投げ出して休憩。右下隅は靴先です。
  
    内蔵ノ助山(くらのすけやま)の山名板を通過。
  
    どうやら急登地獄は脱したようです。風が心地よいです。
  
    いい雰囲気です。
  
    出野沢左岸尾根の分岐に着きました。松生尾根はここでほぼ90度右に曲がっていきます。
  
    松生山から歩いてきた(前回)ときの分岐点。右にはっきりした踏み跡があったので思わずそちらに誘われてしまったのが前回の敗因。慎重に方向を定め、この写真の正面やや右に進みます。
  
    歩き始めは尾根の形がはっきりしません。方向がわかりづらいです。道もなければ踏み跡もありません。ただ、古い黄テープがありました。
  
    こんなところを下ります。急降下です。
  
    前回間違って歩いた尾根の方向。尾根の形はあちらがはっきりくっきりしています。
  
    急降下が続きます。
  
    こんな場所を下りてきました。
  
    急降下が終わると道がはっきりしてきます。
  
    小屋がありました。地形図の680mあたりに記載されている赤い点がこの小屋でしょうか。
  
    おじゃましました。
  
    道がはっきりしてからはこのピンクのテープがたくさん結ばれていますが、道はまず間違えようはありません。
  
    道中。道は尾根の左側についていることが多く、
  
    たまに尾根筋を歩きます。
  
    また小屋がありました。地形図の620mあたりの赤い点がこの小屋でしょうか。
  
    おじゃましました。
  
    歩きやすい道が続きます。
  
    大木2本を通過。
  
    552mのピーク。何もありません。このあたりから急に檜原街道を走るエンジンの音が聞こえ始めました。
  
    忘れた頃に急降下です。
  
    尾根を乗っ越す道が左右に走っています。ここはより尾根筋に沿っている右に進みます。
  
    ツガでしょうか。
  
    くの字くの字で尾根を下ります。
  
    ねじり飴のような木を通過。
  
    急降下です。
  
    先がとても明るくなりました。
  
    墓地の上に出ました。正面にはトヤド浅間(せんげん)や栗坂峠(くりさかとうげ)が見えていると思うんですが。
  
    墓地から少し先に行くと墓地の下に回り込むような道がありました。写真の奥から右下へ下りる道です。歩きます。
  
    墓地の真下です。
  
    畑がありました。案山子代わりでしょうか、FC東京だと思われるユニフォームが柵に掛けられていました。緑にむせ返っていますが、さすが東京都です。
  
    竹林に突入します。
  
    DIY感たっぷりの竹製手すりが滑落を防いでくれます。
  
    車道に出ました。左に行くとすぐに檜原街道です。正面は出野沢。
  
    出野沢を渡る出野沢橋から。
  
    檜原街道を左に行けばすぐに南郷バス停ですが、わたくしは右に歩きます。
  
    人里(へんぼり)バス停全景。数馬の湯まで歩いてみよう思いましたが暑さと疲労で断念。無謀でした。人里バス停からバスで武蔵五日市駅へ。疲れたけど楽しい尾根歩きでした。と小学生みたいな感想でおしまいにします。