奥多摩尾根歩き
鳩ノ巣城山西尾根、天地山北尾根

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鍋割山→(1時間20分)大岳山→鋸山→(1時間30分)天地尾根降下点→(55分)天地山→天地山北尾根→(1時間)氷川発電所調整池の近く→(35分)[GOAL]JR青梅線奥多摩駅


天地山北尾根は紅葉終盤の雑木を背負った上部から下端の植林帯まで急降下だらけでした。

大岳山山頂から「植物防護ネット」(ものは防獣ネットと同じと思われます)沿いに下ります。
いい天気です。
岩場なんかを激しく下ってきて
フィールドアスレチックな階段を下ります。
道すがら。
1158mの標高点あたりを見上げながら通過します。『詳細図』には小さな文字でトバノ岩山と書かれている標高点です。
倒木注意。
道すがら。
1107mの標高点あたりを見上げながら通過します。
「オキノ岩山」と書かれた山名板がぶら下がった1100mあたりを通過します。
ダーッと激しく下ってきて、鋸山(1109m)の山頂標識の撮影に失敗して
「大ダワ・御前山」への分岐を通過し、
天地尾根(重ねて述べますがテキトーな名付けです)の降下点に着きました。
「愛宕神社へ 3.7km 登計園地を経て奥多摩駅に至る 5.1km」「鋸山へ 300m 大岳山に至る 3.6km」という妙に詳しい道標の向こうが天地尾根です。下降点を挟んで立つ2本の木に赤テープが巻かれていました。
天地尾根を下り始めてすぐ、石柱で尾根は分岐します。
左の尾根は赤テープがあっておいでおいでをしています。
ですが、歩きたいのはこちらの右の尾根。
とんでもなくキツい勾配を下ってきて
急降下はそのまま植林のなかに突入します。けれどもなんかヘン。メジャーとは言えないだろうけれどそこそこ歩かれている尾根のはずなのにその気配がありません。スマホGPSで確認したところ尾根間違いでした。先ほどの赤テープ尾根が天地尾根です。標高差で50mほどスタミナと時間を削られてしまいました。とほほ。
登り返して天地尾根がはっきり見える場所からテキトーにトラバース開始。
間違い尾根からトラバースしてきて
天地尾根に復帰しました。
雑木に囲まれた尾根を下ってきて
紅葉を愛で
急降下から
急降下へ。
鞍部から岩場の急登です。大丈夫です。眼のせいではありません。写真がブレています。
岩場の急登が続き、
尾根に大岩がデンと立ちふさがります。
大岩の左に岩の横っ腹をなぞるような巻道があります。ロープが張られています。落ちてはいけない雰囲気です。回り込みながら登ると
またロープです。
登ってきて
尾根に復帰。岩は続きます。
登ります。
がむしゃらに登ってきて
登ると
天地山(981m)の山頂でした。
北西方向の展望があります。石尾根が見えています。そんな気がします。
台湾烏龍茶を一口飲んで山頂を出発します。山頂直下の急登を反転してなぞるような急降下です。
930m圏で尾根の形がくねっとなってちょっと左に進路変更。
下ってきて
下ります。急降下はやみません。
道すがら。
そして天地山北尾根への分岐点に到着。860m圏です。とくになにもありません。
右の尾根は天地尾根の続きです。赤テープが見えます。
歩きたい天地山北尾根はこちらの左の尾根です。赤テープはありません。今度こそなくてけっこう。
ビシッと下ってきて
下るんですが、とてつもない急降下です。それでもって、そーとーな藪尾根です。
雑木の尾根から植林の尾根へ、と思ったんですが、
ぎちぎちの植林帯ではなく、下ってきて
800m圏の岩崖マークを巻いて下ってきて左の本尾根に復帰します。
そこそこのヤセ尾根になりました。
660mあたりの分岐は左というかほぼ直進。
どしゃーと下ってきて
小ピークに立ってちょっと休憩。下ります。
なんとなく尾根の雰囲気が変わって
どこかの集落が見えてきました。
急降下は続きます。
下ってきて
下ります。完全に植林帯の尾根歩きになりました。
石の祠が建っていました。里はもうすぐのはずです。
下ってきて
下ります。舗装道路が見えます。
難なく道路に降りることができました。これにて天地山北尾根はおしまいです。
道路を下り、奥多摩駅に向かいます。
道中、正面に鳩ノ巣城山西尾根がせり上がっていました。2基の白い鉄塔もはっきり見えます。
氷川発電所のパイプ。ここを水がドジャーと流れ落ちてタービンを激しく回して発電しているはず。
多摩川上流に奥多摩駅周辺の町並みが見えてきました。
コンビニで缶ビールを購入。奥多摩の女(ひと)は帰ってきていませんでした。どこかに長期出張でしょうか。心配です。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございます。鳩ノ巣城山西尾根天地山北尾根も楽しかったです。遭難らしい防災アナウンスや消防車なんかのサイレンが断続的に聞こえていたのが気になります。皆様とわたくしがこれからも無事でありますように、よろしくお願いします。