離岩尾根、都県界尾根、滝ノ平尾根

(その3の1)


今回は離岩尾根(はなれいわおね)、都県界尾根(とけんかいおね)、滝ノ平尾根(たきのだいらおね)を歩きました。
離岩尾根は林道川乗線の終点近くからほぼ真北に向かって登ります。登りきると都県界尾根に突き当たり、都県界尾根を東へ。棒ノ折山(ぼうのおれやま、棒ノ嶺・ぼうのれい、棒ノ峰・ぼうのみね)を経て、権次入峠(ごんじりとうげ)から北東へ滝ノ平尾根を下ります。離岩尾根はバリエーションルートですが、危険を感じる場所はありませんでした。桟道でちょっとビビりましたが。
全般になかなかハードなコースでした。とくに初っぱなの2時間超の林道歩きと、終盤の道に木の根がびっしり張り巡らされた滝ノ平尾根がつらく、これはいったい何の修行なのかと自問自答を繰り返しながらの尾根歩きでした。
コース JR青梅線奥多摩駅→[スタート]川乗橋バス停→林道川乗線→(2時間20分)離岩尾根→(1時間10分)都県界尾根→(50分)50号鉄塔→長尾丸山→槇ノ尾山→(2時間30分)棒ノ折山→(10分)権次入峠→滝ノ平尾根→(20分)岩茸石→(1時間50分)[ゴール]河又名栗湖入口バス停→西武池袋線飯能駅
歩いた日 2016年6月25日
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。

奥多摩駅→川乗橋バス停[スタート]→林道川乗線→離岩尾根→都県界尾根→50号鉄塔


2時間20分の林道歩きは密かにわたくしの体力をガッツリ奪ったのでした。

おはようございます。奥多摩駅前から東日原行きのバスに乗りました。土曜日だというのに乗客は6人で出発です。
川乗橋バス停に到着降りたのはわたくしを入れて2人。タオルと水筒をリュックから出し、タオルを首に巻き、水を一口飲んで出発です。
すぐに鳥屋戸尾根(とやどおね)への取り付きを通過します。
梅雨らしい空気の重さですが、蒸し暑くはありません。
都の西北。
川乗谷に降りる「あぶない」桟道を見送ります。
どーんと迫る緑の壁。
「南無妙法蓮華経」と彫られた碑。
ウスバ尾根への取り付き。
ここからは歩いたことがない道です。
細倉橋(ほそくらばし)を渡ると川苔山の登山口です。トイレもあります。右が川苔山方面ですが、そのまま林道を歩きます。
立派な「町有林の碑」を通過。
資材小屋が見えてきました。
小屋の裏の様子。
高度が上がってきました。地味ーにゆるい坂がえんえんとえんえんと続いています。
これは水場なんでしょうか? 手でひとすくい飲んでみましたが美味しかったです。
無骨な階段を通過。
「ナントカ(どうしても読めず)オリンピアード東京大会 記念造林」の碑を通過。
崩れかけた小屋横の道が何とも魅力的です。
でも林道歩きは続きます。もう1時間20分は歩いています。
滝とその上に架かった滝上橋(たきがみばし)。
滝上橋から見下ろした滝。ホンモノはこの30倍くらい迫力があります。そういえば林道から百尋の滝(ひゃくひろのたき)が見下ろせるはずだったんだけど全く気付きませんでした。
道中。
アウトドア雰囲気満載の自動車が駐車していました。
「東京水道水源林」の碑。この際ビシッと宣言しときましょう、みたいな佇まいです。
舗装が切れます。
ヘリポートみたいな(後日、左の門柱に「ヘリポート」と書かれた看板がたてかけられている写真をネット上で見ました。2012年の撮影でした)広場を通過。
林道が分岐します。左に進みます。直進は林道日向沢線(ひなたざわせん)。
すでに相当バテてます。
で、ようやくたどり着いた離岩尾根への取り付き。この階段を上っていきます。事前調査では川乗橋バス停からここまでおおよそ2時間でした。ところがわたくしは2時間20分かかってしまいました。先行きが不安です。
いきなり分岐がありましたが、直進です。
離岩尾根の支尾根(?)に乗りました。
右はデンジャラスなにおいがプンプン。
左に進みます。
そこそこきつい坂です。
バリエーションルートとは思えないほど道はしっかりしています。
尾根筋はまっすぐですが、道は左へ。適当なところで尾根筋にもどればいいや、とバテ気味のわたくしは左の巻き道を選択。これはミスでした。最後まで尾根に復帰できるような所は見つけられませんでした。尾根歩きを標榜するならここは尾根筋を選択するべきでした。うっすら踏み跡もあるように見えます。
怖い桟道の出現。岩肌にすり寄るようにして、ゆっくりゆっくり歩きました。
なんとか歩き終えました。
分岐。とくに根拠はないけれど登っている左の道を選択、正解でした。
道中。右上が離岩尾根のはず。とてもじゃないけれど這い上がる気力はありません。体力も。
また分岐。道標があります。
左は一杯水(いっぱいみず)方面へ、右は踊平(おどりだいら)方面へ。右に行けば棒ノ折山に近づくけれど、都県界尾根に乗るには左へ進む、と『バリエーションルートを楽しむ』(松浦隆康著)に書いてありました。
で、道標から2分ほどあるいたこの場所から尾根筋を目指して登り始めました。どこからでもたいして違いはないと思うんですが、青いテープが気になりました。道なき山肌を登ります。
休み休み登ってきました。直登、バテたら横歩き、直登、バテたら横歩きの繰り返しでどこから登り始めたのかまったくわかりません。
道標の右奥から這い上がってきました。都県界尾根に到着です。「日向沢の峰 踊平」方面に向かいます。
左が埼玉県、右が東京都。美しい道です。
有間山(ありまやま)への分岐。道標には「オハヤシの頭」と手書きされています。踊平という地名といい、この地域はお祭り広場みたいなもので、みんな踊りまっくていたのでしょうか。
先を急ぎます。とはいっても足取りは重いです。
川苔山への分岐。右が「踊平 川苔山」で、道標の右上に「日向沢の峰」と書かれた布テープが貼られていました。日向沢ノ峰はここから10分かかるかどうかの近場で見晴らしもいいらしい。でもパス。写真の奥へ、都県界尾根を進みます。
初めて見る石柱。
道を挟んで石柱の反対側にあった道標。
いきなり急降下です。下降というよりは降下がふさわしいきつさです。ん? 同じか?
急降下が続きます。急坂すぎて道の先が見えません。
降りてきた道を見上げてみました。写真の10倍くらいはきついです。
ひたすら急降下です。「こんなに登ったかなあ」と思うくらい急降下が続きます。
やせ尾根もありました。黄色い杭には「山火事注意」と「新秩父線50号」の表示。この杭が50号鉄塔まで続きます。
やせ尾根プラス急降下。
道中。
道中。
こういうほんのちょっとだけスリルが味わえる場所は好きです。
落合への分岐。林道経由で有間ダムまで下りるのでしょうか。
50号鉄塔に到着。
特徴的な形をした山が見えますが、どの方向を撮影したのかわかりません。
これは歩いてきた方向。
北西方向にある51号鉄塔を眺める。
北方向を眺める。