奥多摩尾根歩き
バケモノ山南尾根、松生山北尾根

(2/2)


浅間尾根→(40分)払沢ノ峰→(35分)松生山→松生山北尾根→(1時間)時坂古道(峠の茶屋)→浅間林道→(1時間)[GOAL]払沢の滝入口バス停→JR武蔵野線武蔵五日市駅


松生山北尾根は古びた踏み跡や朽ちかけた赤テープがあって(途中で消失)、かつては人の往来がそこそこあった雰囲気です。

これからめざす松生山を力強い視線で眺めます。
浅間尾根を西へ。払沢ノ峰(ほっさわのみね 858mの標高点あたり)を通過します。ちょうど1年ほど前、ここから払沢ノ峰北尾根を下りました。9年前には払沢の滝のすぐ左からここまで登っています
払沢ノ峰(858m)と867mの標高点の間、840m圏です。道標の向こう、北に向かってなんともそそられる尾根が下っています。
867mの標高点あたりを通過します。とくになにもございません。
が、そのすぐ先の象の足みたいあnヒノキの根元に意味ありげな2個の石が立てかけられていました。
道中。小間に大岳山が見えます。
おだやかな
尾根歩きがつづき、
松生山北尾根の下降点(920m圏)を過ぎます。そこそこしっかりした踏み跡が下っています。とりあえず松生山まで向かいます。
松生山の山頂に到着。ソーラーパネル付きのアンテナが建っています。左奥に見えるのは松でしょうか。三等三角点が設置されています。明治37(1904)年、日露戦争が勃発した年の設置です。標高は933.71m、基準点名は松倍(まつばい)。松生ではなく松倍です。謎です。 ザックを降ろして休憩します。
松生山北尾根の下降点まで戻ってきました。
下ります。思っていたより
はるかに快適な
尾根歩きがつづき、
850m圏の分岐です。左へ。
下ってきて
下ります。そこそこキツい勾配もあったりしますが、
基調はおだやかです。
遠くの集落を撮ったつもりが手前の木にビシッと焦点が合った写真。
770m圏の分岐です。左へ。
ザレたそこそこの急降下を下ってきて
下ります。
尾根の右。
左。
尾根上。尾根はヤセました。
ヤセ尾根、楽しいです。
670m圏の分岐です。地形図の実線(軽車道)をめざして右へ下ります。
下ってきて
ぽこりと小さなピークです。てっぺんに細くて長い竹が立っていました。旗竿みたいです。謎です。
ピークの先はきょうのルートでいちばんの傾斜です。
左手下に大きな屋根が見えてきました。地形図の実線近くの建物です。
広場が見えてきました。広場をめざして下ります。楽しそうに談笑する声が聞こえてきます。
下ってきました。これにて松生山北尾根はおしまいです。
実線はどこなんでしょう。わかりません。車座になっていたハイカーのグループに挨拶して広場を横切ります。尾根上から見えていたあの大きな家は「古民家 紬 / 蔵書室とうげ」という施設のようです。
閉まっていたゲートの横から出て時坂(とっさか)古道に立ちました。
ゲート右の石仏2体。左は馬頭観音、右は地蔵尊だと思います。
時坂古道を歩きます。
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)に立ち寄りました。
すぐ近くの一時閉店なのか永久閉店なのか「峠の茶屋」を通過します。
時坂古道。道中。桜。桃色のグラデーション。
馬頭観音(左)と地蔵尊。
遠くの山並みと桜。
古道脇の桜。
浅間林道に出ます。写真はここでおしまい。払沢の滝には寄らず払沢の滝入口バス停まで林道をひたすら下りました。
山の神様、地権者の皆様、きょうもありがとうございました。これといった困難のない短時間のさらりとした海苔茶漬けみたいな尾根歩きを無事に終えることができました。また、よろしくお願いします。