天祖(てんそ)山から東南に伸びている一般登山道から日原川に向かって何本か尾根が走っている。そのなかで『山と高原地図』に名称が記載されている尾根は2本。西から赤石尾根と大ブナ尾根だ。ほぼ隣り合っている。この「ほぼ隣り合っている」という私の思い(込み)がちょっとした(いや、相当か)道迷いの種になってしまった。隣り合っているのは印刷された文字であって、尾根ではないんだよね。
まあ、それは置いといて久々の奥多摩の尾根歩きだ。通風の発作で右膝が激痛に見舞われたり、天気がよくなかったりで約7週間ぶりにリュックを背負った。雪が深いとつらいので南に向いた尾根を探して赤石尾根と大ブナ尾根を歩くことにした。どちらも無線ルートだけどそれほど長時間歩くルートではないし、大ブナ尾根の取り付きは以前にたまたま歩き着いたことがある。まったく鑑がないというわけではないのだ。
東日原バス停から歩き始めて戻るまで約8時間のコースタイムだったが、そのうち林道歩きが約3時間。ん〜、まあリハビリ山行としてはいいバランスだったかもしれない。ただ、道中の後半はひどい雪で、道を見失ったり、大スベリしたり、手痛い洗礼を受けてしまった。

赤石尾根、大ブナ尾根
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■コース | JR青梅線奥多摩駅→[START]東日原バス停→八丁橋→赤石尾根への登り口→楢平(ならていろ)付近→赤石尾根→会所→唐松平(大ブナ尾根分岐)→大ブナ尾根→大ブナ別(わかさ)れ→八丁橋→[GOAL]東日原バス停→JR青梅線奥多摩駅 |
■歩いた日 | 2015年3月14日 |
※赤い線が歩いた軌跡です。ただ、正確無比なものではありません。あ〜、そ〜、このあたりを歩いたんだ、程度の参考にしてください。
■JR青梅線奥多摩駅〜東日原バス停〜八丁橋〜赤石尾根への登り口
飽きる一歩手前まで林道を歩いた。

奥多摩駅から東日原行きのバスに乗ります。

































